今年、6度目のF1チャンピオンに輝くことが期待されているルイス・ハミルトンが『トップガン』の続編『トップガン マーヴェリック』への出演を熱望していたことを英版『ESPN』に明かしました。
ルイスは「『トップガン』に出ようとトライしたんだ。『トップガン』の大ファンだからね。でも撮影する時間がとれなかった」「やるチャンスはあったんだ。できなかったんだよ」とコメント。
「ちょっと前に映画のオーディションを受けたんだ。1日かけて役を学んだ。パリでファッションショーがあったんだ。4、5回ショーがあって、その合間に急いで着替えて20分間演技コーチに会って1パートを通してやって、またショーをやって戻って別のパートをやって。1日の終わりにビデオにとってLAに送った。クールだったよ」「でも役は得られなかった。大きな役だったんだ! 僕が役を得られないことはわかっていたよ」と語りました。
過去に『カーズ2』『ズーランダーNo.2』に出演しているルイス。F1ドライバーとして年間21レース(来年は22レース)に参戦するほか、プレシーズンのテスト、スポンサーの仕事、それに「トミー ヒルフィガー」とのコラボレーションによる服のデザインなど、多忙な毎日をおくっており、先日、Netflixで配信がスタートしたヴィーガンについてのドキュメンタリー『ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実』のエクゼクティブプロデューサーを務めています。
そんな彼は、すでに映画業界にエージェントを雇っているそう。とはいえ、「今は時間がない」。「常に、いちばん重要なこと、究極の目標に集中する必要がある。なぜならこの仕事でベストでいることが、他のすべてを可能にするからね。もしレースで勝てなかったら、他のすべてが崩れてしまう」と今はレースで勝つことが最重要だと明言。
また、映画スターへの夢については「僕が演技が上手いかどうかはわからない。でもトライしてみるよ」「今の仕事もマスターするのにすごく努力して、何年もかかったから、もし映画をやるにしてもすごく努力が必要だ。時間がとれるかどうかもわからない。ファッションの方も時間を使わないといけないから」とコメント。今の仕事に集中しつつ、引退後を見据えていろいろとやりたいことを探っているよう。F1の世界でトップを極めたルイス、引退後に何をするにしても、やると決めたらきっと成功するにちがいありません。