映画版『キャッツ』でボンバルリーナを演じ、さらにアンドリュー・ロイド=ウェバーと新曲を共同制作したテイラー・スウィフト。ボンバルリーナ役はオーディションを受けていないことをラジオ番組『Beats 1』で語ったそう。
『Variety』によると、テイラーは『Beats 1』に出演した際、DJのゼイン・ロウに「今回アプローチを受けたときは、オファーだったの」といきなりオファーが来たことを明かしたのだとか。
というのも、トム・フーパー監督とはすでに会ったことがあったため。「『レ・ミゼラブル』のスクリーンテストを受けたことがあって、そのプロセスで監督に会ったの。2012年だったと思うわ」「役は得られなかったけれど、スクリーンテストを受けたことだけでも素晴らしい経験だった」と語ったテイラー。「“受からないな”とハッキリ感じたわ。だって他の女の子が素晴らしかったんだもの。ウエスト・エンドの舞台に出ていた人よ。サマンサ・バークス。彼女は信じられないくらい素晴らしくて、役になりきってた。私はスクリーンテストを受けただけで楽しかったわ」と振り返り、エポニーヌ役を受けたことも明らかにしました。
オーディションに落ちたとはいえ、『キャッツ』ではいきなりオファーが来たわけですから、テイラーはフーパー監督に強い印象を残したに違いありません。
そして『キャッツ』の撮影がスタートすると、今度はテイラーは主人公ヴィクトリアを演じるバレエダンサーのフランチェスカ・ヘイワードに魅せられたのだとか。そうしたこともあり、アンドリュー・ロイド=ウェバーが彼女の歌う新曲を作るという噂をすぐに耳にすることになったそう。そして、数週間後、テイラーがアンドリュー邸にリハーサルのため訪れた時、リハーサル後、アンドリューがピアノでテイラーが聞いたことがないメロディーを弾き始めたのだとか。
そしてテイラーはメロディーに合わせて歌い始め、それが結果的に『Beautiful Ghosts』を共同制作することになったそう。そんな新曲に加えて、テイラー以外にも、ジェームズ・コーデン、イドリス・エルバ、ジェイソン・デルーロら人気セレブが多数出演している『キャッツ』。個性豊かなネコたちの物語に期待が高まります。