リアーナが米誌『Vogue』11月号の表紙に登場。気になる新アルバム、恋愛、スーパーボウルのハーフタイムショーなどについて語りました。
すべての始まりは音楽
今やショービズだけにとどまらず、ビューティ、ファッションビジネスでの大成功しているリアーナ。その一方で、音楽はちょっとお休み状態? 新アルバムを制作していることを明らかにしてから、あっという間に1年以上が経ってしまった状態です。しかし、多忙ななかでも着々とアルバム制作は進行しているよう。ファンの間では『R9』と呼ばれているアルバムについて、リアーナは「レゲエにインスパイアされたもの」「みんなが知っている典型的なレゲエにはならない。でもすべてのトラックにその要素は感じると思う」とその内容を語っています。
今、なぜレゲエ? という問いに対しては「レゲエはいつだって私の身近にあるものなの。私の血の中にある。育った環境、カルチャーからどれだけ離れているかは関係なく、決して忘れたことはない。いつも同じ濃度よ。他のジャンルの音楽を探求したこともあったけれど、一連の作品において目指したことがなかったものに戻る時だと思った」と、自分のルーツを意識したものになっている様子。
また、音楽はやめると考えたことは? と聞かれると「ノーーーー」とキッパリ否定。「音楽は世界に向けて話すコードのようなもの。私とファンをつなぐ奇妙な言語なのよ」と語り、「デザイナーとして、メイクアップ、ランジェリーを作る女性としての私−−、すべては音楽から始まった。音楽は私にとって世界への初めてのペンパルだった。それをやめるということは繫がりをすべてやめるということ。他のすべてはその基盤のうえに栄えているの」と、他のビジネスも音楽あっての成功だと明言しています。
ハッサン・ジャミール氏との交際を認める
新アルバムのなかにはラブソングもあるそう。2017年にサウジアラビアの富豪ビジネスマン、ハッサン・ジャミール氏との交際が発覚したリアーナ。これまでハッサン氏とのことをあまり語っていませんでしたが、「デートしているわよ。けっこう長い間、ちゃんと付き合っていて、本当にうまくいっているからハッピー」と、ハッサンとの交際を認めました。
さらに、疑いなく、子どもは欲しい、とも明言しており、このままうまくいけば新たな展開もある!?
スーパーボウルハーフタイムショーは断った
今年2月に行われたスーパーボウル、ハーフタイムショーへの出演オファーを断ったと報じられた件についても、リアーナは「絶対に、やることはできなかった」ときっぱり。
これは、人種差別への抗議を示すため、試合前の国歌斉唱の際、ひざをついた元NFL選手コリン・キャパニックへのサポートを示すため。このひざつき抗議がきっかけで、キャパニック選手はNFLがブラックリストに登録したことで、現役を続けられなくなったと主張していました。
リアーナは出演を断ったのは、キャパニック選手をサポートするためであることも明言。スーパーボウル、ハーフタイムショーは「何のため? 誰のため? 私の仲間のためじゃない。私は裏切り者、状況の悪化を奨励する人にもなれなかった。その組織のなかには、私がまったく同意できないものがある。どんな形であれ、彼らに奉仕するつもりはなかったわ」とNFLの姿勢に賛同できなかったことを明言しています。
恋愛、スーパーボウルのことなど、これまであまり自分で語っていなかったリアーナが、気になることを語ってくれたインタビュー。さまざまなビジネスでも大成功しているリアーナですが、単に注目されるからとかビッグイベントだからではなく、自分自身、仲間、ファンがどういう人たちかわかっていて、彼らのことを考えて仕事を選び、仕事をしているところが素晴らしいです!