『バック・トゥ・ザ・フューチャー』三部作で使われ、爆発的に有名になった車“デロリアン(DMC-12)”。この伝説の車を開発した男、ジョン・デロリアンの人生を描いた映画『ジョン・デロリアン』の場面写真が一挙公開。
193cmの長身で仕事と美女を愛し、派手なセレブ暮らしを送ったジョン・デロリアン。しかし彼の理想と夢を注ぎ込んだDMC-12が生産されたのはわずか3年半で、自ら立ち上げた自動車メーカーも倒産してしまいました。しかも、会社の凋落を決定づけたのは、なんと社長のジョン・デロリアンが麻薬取引で逮捕されるという一大スキャンダル!
本作品は、天才的自動車エンジニアでありながら、詐欺や横領、脱税を行い、ハリウッドセレブをはじめ、ビジネスパートナーや発明家、驚いたことに、イギリス、アメリカ、そしてスイスの政府からお金を巻き上げるほど破天荒な人生を歩んできたジョン・デロリアンの人生の中で、最も激動だった時期にフィーチャーした初めての伝記的映画となっています。
実業家、ペテン師、FBI、麻薬ディーラーらが入り乱れる狂騒劇をブラックコメディ仕立てで描き出した本作では、登場人物すべてが一癖も二癖もあるツワモノ揃い。
“デロリアン”へと夢を託し、そのためにあらゆる手段を講じてきた破天荒な男、ジョン・デロリアン(リー・ペイス)はもちろん、たまたまジョンの隣に引っ越してきた隣人で、公私ともにジョンの人生に影響を与えるジム・ホフマン(ジェイソン・サダイキス)。実は彼はFBIの麻薬捜査における情報屋であります。
ジムが陥れようとするかつてのボスであり大物麻薬ディーラーであるモーガン(マイケル・カドリッツ)、ジムを情報屋としてスカウトし、利用するFBIエージェントのベネディクト(コーリー・ストール)らの面々が、それぞれの思惑の元、デロリアンに近づいていきます。
今回解禁された画像には、デロリアンと共にGTOに乗り込んでいるジム、ジムと共に鋭い眼差しで正面を睨みつける麻薬ディーラーのモーガン、ジムと共に何かを話し込んでいるFBIのベネディクトらの姿、一人マスコミに囲まれるデロリアンの姿などが切り取られています。
『ジョン・デロリアン』
12月7日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
配給:ツイン
© Driven Film Productions 2018