映画『マレフィセント2』に加え、来年には主演作『ティーンスピリット』が公開される若手売れっ子女優で、ファッションでも大注目を集めているエル・ファニングが、米誌『InStyle』でアンジェリーナ・ジョリーとの共演エピソードやファッション、今後のキャリアについて語りました。
撮影中は週末はアンジーの子どもたちとアクティビティー
2014年の『マレフィセント』に続き、アンジーとは2度目の共演となったエル。現在、21歳のエルですが、1作目『マレフィセント』の時はまだ16歳。当時のエルは超緊張していたそうで、撮影には母親がついてきていたそう。「でも私も成長したし、アンジーも前とは違うとわかってくれた。いろいろなことを話したし、ペイントボールにも行ったの」と1作目より2作目の方が、アンジーとより仲よくなれた様子。
ペイントボールとは塗料の入ったペイント弾をマーカーと呼ばれる銃から撃ちあい、勝敗を競うゲーム。アンジーは撮影地に子どもたちを連れてきていたため、週末には子どもたちとのアクティビティーを入れていて、ペイントボールもそのひとつだったとか。
過去に『ソルト』や『Mr.&Mrs.スミス』などで暗殺者役を演じているアンジー。そんな彼女のプレーぶりについてエルは「彼女はアグレッシブだった」と断言。「私はペイントボールは初めてで、すごくヘタだった。アンジー一家のセキュリティガードの首をヒットしてしまったり。同じチームだったのに。アンジーは本当にうまかった」と、映画の役だけでなく、ペイントボールでもアンジーが凄腕であることを明言。
ファッションに目覚めたのは『マレフィセント』のプレスツアー
今ではレッドカーペットでのドレススタイル、そして私服も注目の的のエル。そのきっかけとなったのは、『マレフィセント』のプレスツアーだったそう。「あれはとても重要な瞬間だった。大規模なプレスツアーに参加したのは初めてで、その時、服を通じて自分を表現することを学んだの」と振り返りました。
そんなエルが人生が変わっていくと感じたのは、2011年の『SUPER8/スーパーエイト』だったとか。姉ダコタ・ファニングがビッグスターになっていくのを間近で見ていたエルにとっては、まったく知らない世界ではなかったものの、「大きな作品だったし、授賞式にもいくつか行った。すべてがまったく新しい経験だった」と振り返っています。
初めてのメット・ガラで大興奮
さらには「セレブを見るのが大好きなの。まったく飽きない」と、驚きの発言も! 2011年に13歳で初めてメット・ガラに参加したそうで、「ビヨンセを見たの。大興奮してしまったわ。レオナルド・ディカプリオにも大興奮だった」と、実はセレブ好きであることを告白。
プロデュースにも取り組む
そんなちょっとミーハーなところに親近感を感じさせるエルですが、「一緒に仕事をしたい監督、俳優はいるけど、あまり計算は得意じゃない。本能的なタイプ」と自己分析しています。
そんなエルは今は、「もっと製作に関わることを始めている」のだとか。「ストーリーにアイデアがあったり、本当に好きな本を読んだときに、それを育てられるように。自分でなんとかしたい。今、エカテリーナ2世を描いたHuluのドラマ『The Great』のプロデュースをしているの。映画でなくテレビシリーズにしようと決めて、あちこち売り込んだわ。私は数回しかしてないけど、すごく奇妙で不安だった」と振り返っています。
まだ21歳のエル。これからの活躍が楽しみです。