9月27日より公開の映画『ヘルボーイ』に登場するクリーチャーらの造形の裏側に迫った特別映像が解禁されました。
『ヘルボーイ』では、劇中に多数登場するクリーチャーらの造形を可能な限り特殊メイクを駆使して実際に創り上げたのだとか。メイクアップアーティストとして白羽の矢が立ったのはアカデミー賞を受賞した経歴を持つメイクアップアーティストのジョエル・ハーロウ。
ジョエル・ハーロウは、本作ではなるべくCGに頼らずに登場人物やクリーチャーを再現することにこだわり、アリス・モナハン役を演じたサッシャ・レインが「実際に(リアルなクリーチャーを)見ながら演じるから現実味が増す」と語るように俳優陣らの演技にも多大なる影響を与えました。
ジャガーに変身する能力を持つベン・ダイミョウを演じたダニエル・デイ・キムは、「(変身シーンは)モーションキャプチャーで撮影した。だからあの演技は全部自分でやっているんだよ。それをベースにCGが作られたんだ。ジャガーが吼えるシーンも僕がやっている」と撮影を振り返っています。
映像では、猪の姿をした妖精グルアガッハや魔女バーバ・ヤーガのマスクなどのメイキング映像と交互に本編の映像が映し出され、迫力ある仕上がりを体感できる。そして、ヘルボーイの因縁の相手である魔女バーバ・ヤーガとのバトルシーンで繰り出される脅威の「ブリッジ走行」のメイキングでは、実際にアクターがバーバの動きを演じている様子が!まさに人間離れした技術によって、リアルなクリーチャーの世界を再現することにこだわった製作陣の熱量が感じられる映像となっています。
『ヘルボーイ』
9月27日(金)よりTOHOシネマズほか全国公開
配給:リージェンツ
©2019 HB PRODUCTIONS, INC.