『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』三部作の原作者、J・R・R・トールキンの前半生を描き出す映画『トールキン 旅のはじまり』(公開中)でトールキンを演じたニコラス・ホルトと彼のミューズ・エディスを演じたリリー・コリンズの対談映像が解禁されました。
トールキンについて語り始めると、2人とも不思議な“縁”があったと明かしています。ニコラスは子役時代の映画デビュー作『アバウト・ア・ボーイ』の監督から『ホビット』の原作をもらい、それが“トールキン”作品との初めての出会いだったとか。
一方、リリーは過去にエルフ役のオーディションに落ちていたと告白し、「エルフのモデル・エディスを演じるなんて妙な縁」と語っています。「小さな欠片が集まってトールキンの世界になっていく。その過程が見られて興味深いわ」と撮影シーンを振り返るリリー。
ニコラスはこの作品は“愛と友情と創造性の物語”だと話し、「雲の上の人だから恐れ多いけど、演じられて光栄だ」とトールキンの偉大さを改めて感じたと語っています。
ニコラスとリリーは自然とウマが合ったそうで、ニコラスは「リリーが脚本をもとに工夫して役柄をふくらませる姿を拝見できたのは素晴らしい経験になりました」と語り、リリーは「ニコラスは役柄を楽しみながら、より良く演じるためにあらゆる努力を尽くしています。いろいろ調べてニコラス自身のアイデアを差し込んでいました」とお互いに刺激を受けた様子。
そんなふたりの息の合った演技も注目です。
『トールキン 旅のはじまり』
公開中
配給:20世紀フォックス映画
©2019 Twentieth Century Fox