26日、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のジャパンプレミアが行われ、記者会見に続き、来日中のクエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオ、プロデューサーのシャノン・マッキントッシュが登場しました。
ダンディなスーツ姿で登場したレオとタランティーノ監督は、メディアのインタビューをうけつつ、ファンと写真を撮ったり、サインをしながらレッドカーペットを歩き、ステージに登壇。
タランティーノ監督はハイテンションで「みなさん、東京プレミアにようこそ! タラちゃんは日本に戻ってこられてとてもハッピーです! みなさんもご存じだと思いますが、妻が妊娠してまして、もうすぐ小さなタラちゃんも生まれます! キャリアの最初から、日本のみなさんは応援してくれてたことに感謝してます」と、ファンに報告を兼ねてご挨拶。
レオも「アリガトウ!」と日本語で語りかけ、さらに「日本には20年以上、来ています。なかでも今日のファンは最高だと思います。ぜひこの作品をご覧になって楽しんでください」と来日の喜びを語りました。
そんなレオは、ブラッドとの共演について「ブラッドは素晴らしい俳優なだけでなく、人間的にも人に与えることを知っている、素晴らしい人です。彼はハリウッド出身ではありませんが、我々は同じ時期にハリウッド=映画界で育った人間。演じる役のことは熟知してます。なので役になりきるのは簡単でした」と振り返りました。
そんなレオはこの作品で再びアカデミー賞主演男優賞、作品賞を受賞するのでは? と聞かれると、「この作品でいちばんうれしかったのはクエンティン・タランティーノと仕事ができて、リック・ダルトンという人物について話し合えたこと。この作品では脆いところもあるリックの2日間を描いています。そして、ここから先は私には何もできません。みなさんが見てくださって、気に入ってくれるとうれしい」と、あとは観客の反応次第と出来映えに自信を見せ、最後にタランティーノ監督が「映画ミテネー! アリガトー」と日本語で締めくくり、大盛り上がりのうちにイベントは終了しました。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
8月30日(金)全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント