クエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット初共演の話題作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。8月26日にタランティーノ監督とレオが来日して行われるジャパンプレミアを控え、レオがブラピの肩で涙する本編映像が解禁されました。
この作品でレオが演じるのは人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトン。映画スター転身を目指し焦る日々が続いていました。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)はスタントマンかつ親友。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣にロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート夫妻が越してくる。そして1969年8月9日―それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる……。
さらに、レオとブラッドがお互いについて語った貴重なコメントも到着!
ディカプリオとピットはブレイクの時期がほぼ同じ。互いに切磋琢磨してきて本作が満を持しての初共演となります。共演はとても楽しかったようで、ブラッドは「ものすごく楽に演じられたし、本当によく笑ったよ! ふたりとも同じような時期にこの世界に入ったし、共通の知人も大勢いるんだ」と初共演についてコメント。
レオは、ふたりが演じたリックとクリフの関係性について、「僕らは業界で生きているアウトサイダーで、なんとか成功しようと日々努力しているんだ。この街で年を重ねてきた自分に関連する役柄だったし、ブラッドと共演できたこともあって、彼らがどんな男たちかということや、業界内で泳ぎ、生き抜くために暗黙のうちに互いを頼りにしていることを、初日からすんなり理解できたんだ」と、自身とピットの関係性と映画の役柄を重ね合わせ、名バディぶりをアピールしています。
そんなふたりの関係性が最も伝わるのが、今回解禁されたシーン。アル・パチーノ演じるシュワーズに言われた言葉に傷つき、駐車場で泣き出してしまう情緒不安定なリックをクリフが優しくなだめ支えるシーンは、ふたりが親友であると同時に、お互いを信頼しきっていることがわかる一幕であり、実際にはトップスターのレオが「落ちぶれた現実にブチ当たった」と泣き出し、ブラピを困らせるというとてもユーモラスなシーンでもあります。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
8月30日(金)全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント