元プロレスラーで見事な肉体美を誇るアクションスター、ドウェイン・ジョンソン。彼と映画『スコーピオン・キング』以来の付き合いのスタントマン、タノアイ・リードさんは見た目は本当にそっくり! そんなふたりは長年の友情で結ばれているそう!
『GQ』によると、タノアイさんは、ハワイ在住の45歳で体重260パウンド(約117kg)。もちろんドウェインの最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』にも出演しており、ファイトシーンや、何かにぶつかったりするシーンの多くを演じ、トラックの後ろにぶら下がって振り落とされるようなシーンも何度も演じたのだとか。そうした危険なアクションシーンを演じるため、骨折やケガは数え切れないほど。しかしタノアイさんはこの仕事が大好き。「これでお金がもらえるなんて信じられないと自分をつねっているよ」と語っています。
ダイエットとエクササイズはドウェインの役に合わせる
そんな彼のお仕事、ドウェインのスタントマンを務めるにあたり、やはり欠かせないのはエクササイズとダイエット。その内容はドウェインが演じる役によって変わり、特に注意を払うのはどれだけボディを見せるシーンがあるかとどれだけ爆破から逃げるシーンがあるか、だとか。
実際に、エクササイズはドウェインと同じプログラムを行うそう。食事はそれぞれで異なり、ドウェインは専属シェフがいて、彼が食べるものは重さが計測されるなどきっちり管理されており、しかも2時間おきに食事をするスタイル。一方、タノアイさん自身は8時間の時間内で食事をして残り16時間は絶食する食事法を実践し、体型をキープ。「『ヘラクレス』は4〜5カ月かけて準備した。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、他の『ワイスピ』シリーズとだいたい同じ。『Jungle Cruise(原題)』(2020年全米公開予定)は、時代ものだし、ドウェインは海賊風のダブダブなシャツとパンツを着たから、ダイエットはちょっと怠けたね」と語っています。
共通の大好物はドーナツとピザ
そんなふたりにも、ヘルシーじゃないけど大好物な食べ物はあり、それはピザとドーナツ。タノアイさんは、「ドーナツが大好きなんだ。ドウェインと僕はドーナツへの愛をシェアしている」と断言。「ドウェインは行きつけの店のドーナツを持ってきたり、送ってくれたりする。ピザもそうだ。僕らは常に新しく見つけたピザやドーナツスポットを教え合っているよ」と、ドーナツとピザでも固い絆があることを明言。
また、ドウェインがタノアイさんに示した友情と感謝の印はドーナツとピザだけではなく、昨年、撮影でのケガから復帰したタノアイさんにドウェインは車をプレゼント。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが演じているのは、俳優と専属スタントマンで親友同士だとか。ドウェインとタノアイさんのコンビも、なくてはならない仕事のパートナーで親友。この夏はそんなステキな関係に注目が集まりそうです。