かつて“ロマコメの女王”と呼ばれ大人気だったメグ・ライアンと元夫デニス・クエイドの息子で俳優として活動しているジャック・クエイドが『Jimmy Kimmel Live!』に登場。
『ハンガー・ゲーム』シリーズのマーベル役をはじめ俳優として活躍しているジャック。最新作はAmazonプライムで配信されている、ドラマ『ザ・ボーイズ』で、これは欲と名声にとりつかれたスーパーヒーローたちに、超能力を持たない人間たちが立ち向かうという物語。ジャックはスーパーヒーローに愛する人を殺された家電量販店員を演じています。
そんなジャックは、現在、27歳。しかし、母メグの代表作のひとつ『恋人たちの予感』を、昨年初めてみたのだとか。
『恋人たちの予感』といえば、メグ演じるサリーがビリー・クリスタル演じるハリーと、NYにあるレストラン「カッツ・デリ」でフェイク・オーガズムに達する迫真の演技でも超有名。それまで『恋人たちの予感』を見なかった理由を、「子どもの時、母親が歴史に残るオーガズムシーンを演じてるって、すごく特殊な状況だと思わない?」と説明。しかし、ジャック自身、昨年、『Plus One(原題)』というロマンティックコメディに出演したとき、“ザ・ロマコメ”な作品を見る必要を感じたのだとか。「ある日の午後だった。僕はひとりだった。そして見終わったとたんに、彼女を誇らしく思って泣いてしまった」。
子どもの頃は、おそらく恥ずかしくて見られなかった母親のオーガズムの演技を、同じ俳優として見たジャックは、その素晴らしい演技に感動したよう。そしてすぐに母親に電話をかけて、もっと早く『恋人たちの予感』を見なかったことを謝ったというジャック。するとメグは「気にしないで。私も1回しか見たことないから」と答えたのだとか。
今から30年前の作品ながら、息子を感動させたメグの迫真の演技が見られる『恋人たちの予感』。これまで何度も見たという人も多いでしょうが、本人と身近な人々は意外と見ないようです。