ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ元FBI特別捜査官 ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の男元MI6エージェント デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)というワイスピファンにはおなじみの2人を主役に迎えた『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のUKプレミアが開催されました。
23日(火)、ジェイソン演じるデッカード・ショウの”ホーム”であり本作の舞台のひとつでもあるイギリス・ロンドンにて開催されたUKプレミア。会場には、ジェイソン・ステイサム、ショウの妹であるハッティを演じたヴァネッサ・カービー、ショウとハッティの母親を演じたヘレン・ミレンの“ショウファミリー”が集結。
最強の敵・ブリクストン役を演じたイドリス・エルバ、デヴィッド・リーチ監督、脚本を手掛けてたクリス・モーガンも登場。レッドカーペットにはショウの愛車である超高級スポーツカーのマクラーレン720Sが3台も並び、ド派手なレッドカーペットイベントとなりました。
ジェイソンは、「ショウという謎に包まれた男を、冷酷な悪い男であると誤解していたことが分かると思う。彼が本当は何を考え行動しているか、わかるようになるはずだ」とショウというキャラクターが深く描かれていることを明かし、「我々はエンターテインメントのために価値ある映画を作りたかったんだ。人々が現実を忘れて心から楽しめるものをね。この作品は、イドリス・エルバという最高の俳優の、最高のアクションがあり、ヘレン・ミレンやヴァネッサ・カービーも素晴らしい。これ以上ないものが完成したよ!」と、共演者を称えながら本作に対する自信を語りました。
ハッティ・ショウをショウ一族という規格外なファミリーの中で唯一まともなキャラクターだと述べるヴァネッサ・カービーは、共演したドウェイン・ジョンソンについて「彼は巨大なテディベアのようにとても可愛いくて、アメイジングな人よ。一緒に仕事をするのは楽しかったわ!」と仲の良さを垣間見せ、「本作はやはりアクションが規格外ね。デヴィッドが常に大胆で壮大なヴィジョンを持っていたのよ。他にはないレベルで規格外なアクションだった…笑っちゃうくらい大変だったのよ!」と、規格外なアクションに奮闘した撮影現場を興奮が隠せない様子で振り返りました。
さらに、『ワイルド・スピード ICE BREAK』に引き続きショウの母親ミセス・ショウ役として出演したヘレン・ミレンは、自身と母親の家族もミセス・ショウと同じくイーストロンドンに住んでいることから自分のDNAの中に彼女がいるように感じるとコメント。『ワイスピ』シリーズが支持される理由について「素晴らしい技術をもった撮影スタッフが集結しているのはもちろん、“ファミリー”という誰もが共感できるテーマとエンターテインメントをうまくミックスしているからだと思うわ。素晴らしい物語よ」と、本シリーズの魅力を笑顔で語りましたた。
デヴィッド・リーチ監督は、本作と“ファミリー”の関係について「登場するキャラクターは皆、それぞれにファミリーの問題を抱えており作品を通して関係をつなぎなおすんだ。世界を救おうとする過程で、ファミリーと正面から向き合うことになる」と明かし、最もお気に入りのシーンを問われると「ホブスとショウがCIAのオフィスで初めて顔を合わせるシーンだ。ジェイソンはそのシーンの前にロンドンで一週間撮影をしていたが、ドウェインはクランクインとなるシーンだった。二人の素晴らしい俳優が対面したシーンは、信じられない化学反応が起きて特別なシーンになったよ」と語りました。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
8 月 2 日(金) 全国超拡大ロードショー!
配給:東宝東和
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