6日、睡眠中に治療中の病気の発作により20歳の若さで世を去ったディズニー・チャンネル・スターのキャメロン・ボイス。最後のインタビューとなった『Haute Living』で、社会貢献に対する熱意を語っていたことがわかりました。
どんな作品に出演していた?
『People』によると、キャメロンは1999年5月28日、ロサンゼルス生まれ。2008年にパニック・アット・ザ・ディスコの『That Green Gentleman(Things Have Changed)』のMVでデビューし、8月にはキーファー・サザーランド主演のホラー映画『ミラーズ』に出演するなど、子どもの頃から芸能界で活躍していたそう。
2011年にディズニー・チャンネルのコメディシリーズ『ジェシー!』にルーク・ロス役で出演。2015年にディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『ディセンダント』シリーズに『101匹わんちゃん』の悪役、クルエラ・ド・ビルの息子カルロス役で出演しており、『ディセンダント3(仮題)』は、日本では今秋に公開されることが決定しています。
社会貢献したくてもやり方がわからない人の架け橋になりたい
そんなキャメロンは2017年、18歳の誕生日にThe Thirst Projectという世界中の人々にきれいな水を届けるためのチャリティをサポートするなど、社会貢献に力を注いでいたことでも知られています。
『Haute Living』で、なぜ社会貢献活動を始めたかを聞かれたキャメロンは、「僕の家族には、社会を変えた人々の長い歴史があるんだ。僕は本当に強い男性、女性が示してくれた足跡を辿っていて、それが社会貢献なんだ。自分を出し切る最高の方法だよ。同じパッションを持つ人といつも話しているんだ。これ以上の幸福感はないって。誰かの人生をポジティブに変えることは、自分たちの人生もよくすることなんだ」とコメント。
さらに「多くの人が社会貢献したい気持ちは持っている。でもやり方がわからないんだ。僕はそうした人々にとての架け橋になろうとしているんだ。そういう人々に僕のキャンペーンのひとつに参加してもらったり、他の人にどうやって携わってもらうかの青写真を示すことで彼らをインスパイアしたい」と語っていたキャメロン。
彼がサポ−トしていたThe Thirst Projectは「親愛なる友人の訃報に言葉がありません。キャメロンは多くの人々にとっての素晴らしい光であり、Thirst Projectのために大変な尽力をしてくれました。彼は常に他人を助けようとしていました。彼は大きなものを遺してくれました。我々は彼の人生の一部であったこと、一緒に世界を変えることができたことをとても光栄に思っています。我々が彼を覚えているように、私たちも自分たちが持っているもののを使い自分たちより大きな何かを残すよう役割を果たしましょう」と追悼の言葉を捧げています。
Rest In Peace, Cameron Boyce 💔 pic.twitter.com/r1uGZ82Uos
— Thirst Project (@thirstproject) 2019年7月7日
仕事、社会貢献に素晴らしい活躍をしていたキャメロン。ご冥福をお祈りします。