連日、熱戦が続いているウィンブルドン・テニス2019。5日、ミックスダブルスの試合が行われたコート15で事件発生!
この日、コート15ではラウラ・シグムンド&アルテム・シタク組対ダリヤ・マラク&ケン・スクプスキ組の試合が行われていたとか。そして事件が起きたのは、チェンジコートのブレイク中。チェアに座り、プレーへの集中力を高めようとしていたシグムンド選手の背後で、プシューッという音が!
なんと、このタイミングでスプリンクラーに不具合が起きてしまったよう! 異変に気づき慌てて荷物を移動させるシグムンド選手。その隣でパートナーのシタク選手は、最初はまったく気づいていなかったのですが、次の瞬間、スプリンクラーはシタク選手の頭に直撃。
スーツの男性が慌ててスプリンクラーの出口を足で踏んづけ、一度は止まりましたが、次の瞬間、スプリンクラーはさらなる勢いで水撒きを開始し、選手たちは慌ててチェアから逃げ出す騒動に。
『The Sun』によると、その後、コートの表面が滑りやすすぎるという理由で主催者側が、ゲームを一旦止め、コート16に移動することに。
シグムンド/シタク組は第1セットを落としていたのですが、水を浴びて喝が入ったのか、その後2セットをとって勝ち進んだとか。バッグや荷物はちょっと濡れてしまったかもしれませんが、シグムンド/シタク組にとっては、恵みのスプリンクラーとなったといえそうです。