Rui Hachimura

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NBAドラフト2019で快挙! 八村塁選手は留学したとき英語は話せなかった

20日、ニューヨークで開催されたNBAドラフト2019で、ワシントン・ウィザーズから日本初の快挙である1巡目(全体9位)指名を受けた日本代表の八村塁(はちむら るい)選手(ゴンザガ大学所属)。日本人選手としてドラフトされたのは、1981年の岡山恭崇(おかやま やすたか)選手がゴールデンステート・ウォリアーズから171位で指名以来、2人目となります!

指名後のインタビューでは流ちょうな英語で答えていた八村選手ですが、なんとアメリカに渡った当初、理解できたのは日本語だけだったそう!

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裏地で日本とベナンをイメージ。Photo by Jennifer Pottheiser/NBAE via Getty Images)

八村選手は、1998年2月8日生まれ、富山県出身。父親がベナン人、母親が日本人。中学時代に友人にしつこく勧められたことからバスケットボールを始め、すぐさま頭角を現しました。2014年、宮城県の明成高等学校2年時にU-17世界選手権で注目を集め、平均22.6得点で大会の得点王に輝きました。2015年には世界選手権の活躍も評価され、注目の高校生が参加するバスケットボール大会『ジョーダン・ブランド・クラシック』に日本人として初めて出場。2016年、 NBA All-Star 2016の一環としてトロントにて開催された2016バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ (BWB) グローバルキャンプに参加したときには、英語でのインタビューに通訳さんを通じて、日本語で答えていました。

そしてアメリカNCAAディビジョンⅠの名門、ゴンザガ大学に進学した八村選手。米スポーツ専門メディア『ESPN.com』によると、ゴンザガ大学はさまざまな国からアスリートを受け入れているけれど、実際のところ、彼らのほとんどはアメリカに着いた時点ですでに英語を話せるのだそう。そのため、八村選手の1年目は英語がわからないことが、コート、ソーシャルライフ、そして勉強でやりたいと思うことすべての妨げとなってしまったとか。

ルームメイト、コーチが振り返る“英語苦手”エピソード

そんな八村選手のアメリカでの最初の夏(2016)、ルームメイトになったジョシュ・パーキンス選手は、八村選手に環境に慣れてもらおうと、彼がやってきてすぐ、兄の家でのディナーに招待。しかし、八村選手はその晩、いくつかの言葉をモゴモゴ言っただけだったそう。「部屋に入ってきて、ハローと言う。それがほとんどだったね」と、パーキンス選手は当時を振り返っています。

ゴンザガ大のコーチ、マーク・フューは1年目の八村選手にコートでよく指示を出したものの、八村選手はニコニコして、まるでわかったように振る舞っていたけれど、両者ともに、わかってないということはわかっていたそう。あるとき練習中にフューコーチは八村選手と彼のチームメイトの“Dumbass(ダムアス)”なプレーを叱ったところ、八村選手はコーチが彼をドマンタス・サボニス選手(ゴンザガ大出身のNBA選手でニックネームがドマス)と比べてほめてくれたと勘違いし、喜んでしまったとか。「大変でした。彼にとっても本当に大変でしたし、すべてのスタッフにとってもチャレンジでした」と振り返ったコーチ。
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しかし、パーキンス選手も八村選手には才能があることがわかっていたそう。そしてコーチも「新人というのは、強さ、理解力、フィジカル、タフさなどが欠けているものですが、彼はそれらすべてがよかった。ただ意思疎通が難しかった。私はスタッフに言いました。「彼が理解しているのは我々の言うこと、やろうとしていることの10%だ」と。

八村選手の英語勉強法

スキルはあるのに、言葉の問題で能力を発揮できないでいた八村選手。しかも彼が理解しなければいけない英語は、チームメイトたちがロッカールームで話す、ヒップホップ由来のスラング、スポーツマネジメント専攻として、教授たちが話す学術用語、さらにバスケットボールのコーチたちが使う“ブロッキングアウト”といった専門用語などがあったとか。
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そんな八村選手が頼ったのが、ゴンザガ大卒業生でブルドッグス(バスケットチームの名前)のビデオコーディネイターで、八村選手の非公式通訳だったケン・ナカガワ氏。八村選手はナカガワ氏に「日本語では話したくない。会話はすべて英語にしたい」と告げ、実際、食事や遊びに行くときもずっと英語で話し、ほとんど日本語は使わなかったとか。

さらにNetflixも助けになったとのこと。「最初の年にナイジェル・ウィリアムズ・ゴスや他のみんなは『ヴァンパイア・ダイアリーズ』を見てました。僕はなぜテレビ番組をみたいかわからなかったけど、大好きになったんです。字幕でたくさん見ました。テレビはとても助けになりました。他にもたくさん見ましたよ。『ストレンジャー・シングス』とか」と八村選手はコメント。さらに音楽も役立ったそうで、ドレイク、21サヴェージ、コダック・ブラックも好きなのだそう。

そしてファーストシーズンが終わることには、会話に自信がつき、八村選手がニコニコしてうなずくのは誰かのジョークを理解し、面白いと思った時へと変化。「英語を学べ」とは、アメリカに到着していた時に言われていたけれど、このミッションは、日本を発つ時考えていた以上に複雑で重要なものだったという八村選手。「こんなに大変とは思いませんでしたが、大変でした。でもこれが、NBAに行くという私の目標を達成する唯一の道でした。英語が話せなかったら、NBAでプレーできないんです」と語った八村選手は、ついにNBAドラフト2019で全体9位の指名を受ける快挙を達成!

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Photo by Jennifer Pottheiser/NBAE via Getty Images

こうしてNBAでプレーするという目標を叶え、さらには英語も身に付けた八村選手。目標に向けて、必死にがんばれば何でもできる、とはよく言われますが、実行するのは難しい……。でもそれをやってみせた八村選手に勇気づけられる人も多いのでは? ここまでの道のりで、もうすでに素晴らしい快挙、偉業を成し遂げた八村選手。これからのNBAでの活躍にも注目です!

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