映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』で新人エージェントMを演じているテッサ・トンプソン。『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の女戦士ヴァルキリー役でも活躍したテッサってどんな人?
『クリード チャンプを継ぐ男』でブレイク

『クリード チャンプを継ぐ男』のプレミアにシルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダンと登場。テッサのドレスは「Valentino」。Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com
テッサ・トンプソンは1983年10月3日LA生まれの35歳。女優としてテレビ、映画に出演するようになってから15年あまりになりますが、特にこの5年でキャリアは急上昇中! そのきっかけとなったのが2015年に公開の映画『クリード チャンプを継ぐ男』で、マイケル・B・ジョーダン演じるアドニスの恋人ビアンカを演じたテッサ。ビアンカは進行性難聴という病気を抱えながらも歌手を目指している女性です。ビアンカのキャラクター作りにはテッサも関わったそうで、『Hello Beautiful』に「スポーツ映画のガールフレンドや妻役で、陰影があり自分の夢を追いかけているキャラクターを見つけるのはレアなこと」「監督と私にとって、キャラクターと共感できる何かを見つけることがとても重要だった。ビアンカ役に決まった後、彼女のキャラクターをどう複雑にするか、彼女自身が戦うものをどう与えるかを監督と話し合ったわ」と、自身も病気と闘いながら夢を追いかけるビアンカの力強いキャラクター作りに関わっていたことを明かしています。
父はミュージシャン バンドに所属していたことも
テッサの父親はマーク・アンソニー・トンプソンといい、芝居や映画の音楽を作っていたシンガーでソングライター。テッサ自身もかつてCaught a Ghostというバンドに所属していたこともあるそう。もちろんシンガーという役柄を演じた『クリード チャンプを継ぐ男』『クリード 炎の宿敵』でもテッサは歌声を披露しています。
バイセクシュアルを公言
デジタルマガジン『Porter』で、「ウチはとても自由で、なんでもなりたいものになれるという家族だから当たり前だと思っているけれど、私は男性にも女性にも惹かれるわ」と語り、バイセクシュアルであることを明かしているテッサ。ラッパーで女優のジャネル・モネイとの関係がウワサされたことについて、「みんながいろいろ推測しているけど気にしてない」とコメント。ロマンチックな関係かどうかは明かさなかったものの、「お互いに大好き」であることは語っています。「もし私が女性でも男性でも家に連れて来たら、話し合いは必要ないわ」「すべての人が私が家族から得たような自由とサポートが得られるといいんだけど。多くの人はそうじゃない」と語っています。
クリス・ヘムズワースと『ボディガード』をリメイクをしたい?
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』で息の合ったコンビを演じているテッサとクリス・ヘムズワース。英誌『Metro』によると、テッサがクリスと90年代の大ヒット作『ボディガード』のリメイクをやりたいと話したことがあるそう。「クリスがある日の朝、“『ボディガード』はすごくいい映画だね”と言ったの。彼は前夜に見たんですって。それで私たちでリメイクを作ろうって冗談を言い合ったのよ」と明かしたそう。ただし、物語は現代風に役をスイッチして、テッサがクリスのボディガードという役どころにするつもりだとか。まだブレインストーミング中とのことですが、ムキムキのクリスにボディガード……。想像するだけで面白くなりそう!?
レッドカーペットルックは斬新さを重視
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』のプレスツアーでも大胆な色、デザインのドレスが注目を集めていたテッサ。スタイルのアイコンはグレース・ジョーンズ、デヴィッド・ボウイ、ティルダ・スウィントンだそうで、「プリティとか好ましいという考えには興味がない」「モノクロームとかスッキリしたラインも好きだけど、斬新なものも好き」と米誌『Vogue』語っています。メイクや衣装で役になりきるように、レッドカーペットなど業界のイベントに行く際も衣装やメイクでトランスフォームしていると明かしています。