大スターのトム・クルーズに突然、総合格闘技UFCでの勝負を挑んだジャスティン・ビーバー。一体、何ごとかと世間が騒然とするなか、ジャスティン本人がツイートのワケを語りました。
9日に、突然、「トム・クルーズとオクタゴンで勝負したい。トム、もしこの戦いを断ったらキミは臆病者となり、一生後悔するだろう。誰かこの試合に前向きな人はいる? デイナ・ホワイトはどう?」とツイートしたジャスティン。
オクタゴンとは総合格闘技UFCの八角形の試合場のことで、デイナ・ホワイトはUFCの代表を務める人物。身体を鍛えていることでも知られるジャスティンですが、急にどうした? 接点がなさそうなトムと知られざる確執があったの? などさまざまな疑問が浮上し、ファンを困惑させていました。
しかし、ご指名を受けたトムがあまりTwitterを見ないのか、実は冗談のわかるタイプなのか、トムからの反応はなく、デイナ・ホワイトも沈黙。ジャスティン自身も特に説明しないまま数日が経過したなか、12日になってパパラッチの直撃を受けたジャスティンがついに口を開きました。
『TMZ』によると、なんとジャスティンは「遊んだだけ」なのだとか! しかも「彼のことは知らない」と、トムとは知り合いでもないことを明言。「彼は引き締まってるよね。つまり、僕が彼のインタビューを見て、ずっと気になっていたということなんだ。ただのランダムなツイートだよ。僕は時々こういうことをするんだ」と、特に意味はなかったことをサラッと告白。さらに「戦ったらやっつけられるだろうね」と、挑発的だったツイートの文面とは正反対の弱気な発言をしたのだそう。
とてもリラックスした穏やかな様子でパパラッチの質問に答えたジャスティン。もしトムが挑戦を受けて立ち、本当に戦うことになったら? と聞かれると、ジャスティンは「まず身体を鍛えないと。僕は今、ガリガリなんだ。彼は僕と階級が違うんじゃないかな。彼には父親の強さがある」と語ったあと、「彼は父親だよね?」とパパラッチに確認。それくらいトムのことを知らなかったもようです。
コナー・マクレガーもマーク・ウォルバーグに挑戦状
こうしてジャスティンとトムのバトルは何ごともなかったかのように終わろうとしていますが、実はこの騒動にはノリノリで騒動に首を突っ込もうとしていた人物が!
それは総合格闘家のコナー・マクレガーでジャスティンのツイートを引用し、「もしトム・クルーズが男でこの挑戦を受けるなら、マクレガー・スポーツ&エンターテイメントが試合を企画するよ。トム・クルーズは映画のと同じように戦えるのか?」と、自ら名乗りをあげ、さらに自分自身も肉体派セレブに挑戦状!
If Tom Cruise is man enough to accept this challenge,
McGregor Sports and Entertainment will host the bout.
Does Cruise have the sprouts to fight, like he does in the movies?
Stay tuned to find out! https://t.co/TxsH9KUyFg— Conor McGregor (@TheNotoriousMMA) 2019年6月10日
さらには「同じカードでマーク・ウォルバーグと戦いたい。マーク・ウォルバーグがマーキー・マークだった時に戻るなら、俺は彼の耳をひっぱたき、UFCのシェアを取り戻しただろう」とマークをご指名しました。
実はコナーは以前、UFCの選手というだけでなく、UFCとのパートナー契約を望み、株式を求めたものの断られていたそう。一方、マークは身体を鍛えているだけでなく、23人いるUFCのセレブ投資家のひとりだそうで、コナーは以前にもUFC株式をかけた戦いを求め、「ハリウッド女優のマーク・ウォルバーグに挑戦することに決めた」と、挑発していました。
I’ve decided to challenge Hollywood actress Mark Walhberg next.
A fight for all the shares!— Conor McGregor (@TheNotoriousMMA) 2019年3月31日
そこに降って湧いたジャスティン騒動はコナーにとっても千載一遇の大チャンスと思われたのですが、予想以上にジャスティンが軽い気持ちでだったようで……。きっと多くのジャスティンファンは安堵したでしょうが、コナーは予想外に早い幕引きにちょっとガッカリしているのかも!?