11日、「トイ・ストーリー」シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』のワールドプレミアがハリウッドのエル・キャピタン・シアターで開催されました。
プレミアには、24年間以上もウッディを演じてきたトム・ハンクスをはじめバズ役のティム・アレン、ボーピープ役のアニー・ポッツ、カナダ出身のバイクスタントマンのおもちゃデューク・カブーンを演じるキアヌ・リーヴスら豪華声優陣のほか、ジョシュ・クーリー監督やプロデューサーのマーク・ニールセン、製作総指揮のアンドリュー・スタントンなど『トイ・ストーリー』の新旧レジェンドが集結!
この作品から新たにシリーズに仲間入りしたデューク・カブーンはカナダ出身のスタントマンのおもちゃで、過去に子供から飽きられてしまい自信を喪失しているキャラクター。しかし、バイクを愛し得意のポーズを繰り広げる姿はクスっと笑える憎めないおもちゃです。キアヌと言えば、まるでアクションを撮影しているように身振り手振りを交えた“本気すぎるアフレコ”動画が公開され話題となったばかり。キアヌは「『トイ・ストーリー』は僕にとって特別な作品だ。物語、キャラクターはどれも本当に面白く秀逸で感情に訴えかけてくる。たくさんのキャラクターがあり、物語があり、感情があり、キャラクターの願いであったり、おもちゃ同士またはおもちゃと子どもの繋がりを見ることができるんだ。本作に関われたことが本当に嬉しいよ」と大興奮。さらに「ピクサー・スタジオで監督たちに会ったとき、彼からとてつもないエネルギーを感じ取ることができた。デュークはとても素晴らしいキャラクターだよ」と思い入れが強いようで、世界中から愛されること間違いなしのキャラクターであることを熱弁。“いい人伝説”を持つキアヌは、サービス精神に溢れた神対応で何百人ものファンを喜ばせていたそう。
主人公でカウボーイ人形のウッディを演じるトム・ハンクスが登場すると、会場の熱気はさらにヒートアップ!トムは長年愛され続ける「トイ・ストーリー」シリーズの魅力について「一番の魅力はおもちゃが経験する全てのことへの親しみやすさと、おもちゃが持つ感情だと思う。おもちゃの物語だけど彼らが経験することは、人間である私たちにも通じているものなんだ。僕たちはウッディたちの持ち主への愛情を見て羨ましさを感じずにはいられないよね」と熱い思いを告白。シリーズを通してウッディの声を演じ続けることについて「僕は毎回大きな責任を感じているよ。“トイ・ストーリー“は数年制作に費やしている間に物語が変わっていく。だから僕たちがスタジオに入る時は毎回、変更点や新しいことが湧き上がってくるんだ。僕が愛するウッディの声を演じることは、ウッディ達が経験する全てのことへの解釈にも関わってくる程、とても大切なんだよ」とウッディを演じることのプレッシャーを語りました。
ジョシュ・クーリー監督は「僕もみんなと同じように三作目が大好きだし、最高の形のラストだった。でもウッディがボニーの手に渡り、これからどうなってしまうんだろうか?と思ったら、いろんなアイデアが湧いてきたんだよ。“終わりはいつだって新しい始まり”だと思うし、『トイ・ストーリー4』と呼ぶにふさわしいクオリティの映画ができたと思う」と、ファンの期待に応える作品に手ごたえを感じているよう。超豪華キャスト陣が登壇したプレミアイベントは大盛況の中で幕を閉じました。
『トイ・ストーリー4』
7月12日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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