16日、映画『アラジン』のマジック・カーペットイベントが行われ、ランプの魔人ジーニー役のウィル・スミス、『ホール・ニュー・ワールド』を生み出した作曲家のアラン・メンケン、吹替版キャストの中村倫也さん(アラジン役)、山寺宏一さん(ジーニー役)、木下晴香さん(ジャスミン役)、北村一輝さん(ジャファー役)が登場しました。
映画『アラジン』は人生を変えるチャンスを待つアラジンと新しい世界に飛び出したいジャスミンの身分違いのロマンスと3つの願いを叶える魔法のランプをめぐる冒険、ランプの魔人ジーニーのコミカルな魅力が人気の名作アニメーション映画『アラジン』の実写化。この作品でウィルは青いボディにいつものマシンガントークを披露するランプの魔人ジーニーを演じ、大注目を集めており、この日のイベントもジーニーの魔法でスゴいことが!
ゲストたち全員がレッドカーペットでファンサービスを終えた後、まず、アラン・メンケンがステージに登場し、ピアノを匹ながら『ホール・ニュー・ワールド』をパフォーマンス。会場にいた大勢のファンがうっとりしているところに、なんとウィルが登場し、アランのピアノに合わせて『フレンド・ライク・ミー』をサプライズでパフォーマンスしたのです! これには観客は大熱狂。
サプライズパフォーマンスについてウィルは「直前にアランとやろうって決めたんです。『フレンド・ライク・ミー』はこの作品に関わることになって初めて覚えた曲。でもアランと即興でパフォーマンスしたのはこれが初めて。すごく楽しかった」と語りました。
マーチング・バンドやダンサーも登場し、音楽に合わせてウィルがステージで歌い踊るなか、次々と吹替版キャストの方々が登壇。吹替版ジーニー役の山寺さんとのご対面について、「それにアニメーション作品で異なる言語で演じた方と会えるのはとてもめずらしいから、会えてファンタスティック。僕たちの共通点はふたりともハンサムだってことだね」と言い切ったウィル。
アラジン役の中村さんは「みなさんがこんなにはしゃいだ夜はないと思いますよ。みんな大満足でしょう」と観客に語りかけ、ジャスミン役の木下さんも「みなさんと一緒に盛り上がれたのは、まさに新しい世界。ホール・ニュー・ワールドです」と感動の面持ちで語りました。
その名曲『ホール・ニュー・ワールド』についてアランは「この曲にはさまざまな感情が詰まっています。アラジンの世界はエキゾチックで美しく、コメでぃ、ロマンス、アドベンチャーもある。それを音楽的にとらえようとしたんです。これまで携わったなかで『アラジン』はいちばん好きなプレジェクトです」と、自身でも『ホール・ニュー・ワールド』がお気に入りの作品であることを明かしていました。
そしてジャファー役の北村さんが「私の願いは王様になること。そしてこの熱を世界に届けたい」と語ると、ウィルは「まだ役が抜けてないようだね」とツッコミを入れながらも、「この作品は、中心にマジックがある。みんなをハッピーにできるマジックです。アランの素晴らしい音楽と共に、みんなに愛とポジティブなエネルギーを広げることができると思う」と作品の魅力をアピール。
さらに「ぜひ家族全員で見て欲しい。歌、ダンス、ラップ、ドラマ、コメディ、アクション……すべてが詰まったとても素晴らしい作品です。とても誇りに思っています。前の『アラジン』が好きな人もぜひ新しい『アラジン』のファンになって欲しいと思ってます」と観客にメッセージをおくりました。
『アラジン』
2019年6月7日(金)全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.