ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の第4話に、うっかり登場してしまい、世界中でバズったテイクアウトのコーヒーカップ騒動について新たな事実が明らかに!
カップはスタバじゃなかった!
問題のカップは、「HBO」のオンラインサービス「HBO Go」ではすでに消去されているそう。また、カップの前に座っていたことから、“やっちまった人”候補になっていたエミリア・クラークは、『LA Times』に「私はスターバックスは飲みません。誰が持ってきたかもわからない」とコメント。
その後、エミリアはジェイソン・モモア、ピーター・ディンクレイジとの3ショット写真をInstagramに投稿。そこで手にしているカップは確かに、問題のカップとは違っていて……。ナゾは深まるばかりとなっていました。
そんななか、過去5シーズンの美術監督を務めるハウケ・リクターさんが『TMZ』に衝撃の事実を明らかに。あのカップはスタバではなく、撮影が行われた北アイルランド・バンブリッジの地元のコーヒーショップだと断言したのです。
23億ドル相当の広告効果!?
この騒動で大注目を集め、「ドラゴン・ドリンク」という冷たい飲み物があることもさりげなく紹介していたスターバックスですが、まったく無関係だったとは!
しかも、『CNBC』によると、これにより、スターバックスは違うコーヒー店のカップで23億ドル相当の広告を無料でできたと推測。PR会費サービスの「Critical mention」では、スターバックスとゲーム・オブ・スローンズが、オンライン、世界中のテレビ、ラジオで1万627メンションを記録。マーケティング会社「Hollywood Branded」のCEOステイシー・ジョーンズさんは「これはスターバックスにとっては一生に一度のチャンスです。しかもこれは氷山の一角にすぎないでしょう。口コミやSNSはモニターされていませんから」とコメント。
一方、SNSの分析、モニタリングのプラットフォームTalkwalkerは、48時間における、Twitter、ソーシャルフォーラム、ブログ、ニュースサイトにおける、スターバックス、ゲーム・オブ・スローンズ、またはハッシュタグのバリエーションを使ったメンションは19万3000以上だったと明かしたとか。
大ヒットドラマだとその経済効果も計り知れないものが! しかし、すでに映像では消されてしまったので、コーヒーも広告効果も幻となりそうです。