クエンティン・タランティーノ監督9作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、5月14日に開幕する第72回カンヌ映画祭コンペティション部門に正式に出品されることが決定。
タランティーノは1994年に『パルプ・フィクション』でパルム・ドールを受賞。2004年には同映画祭の審査員長を務めていますが、コンペ部門出品は『イングロリアス・バスターズ』以来10年ぶりで3度目。製作当初からカンヌ映画祭コンペティションを念頭に入れていたとのことで、今回の出品はタランティーノからカンヌへのトリビュートといえます。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の舞台は1969年のロサンゼルス。ハリウッド黄金時代の最後の瞬間をタランティーノ製作、脚本、監督で描いており、タランティーノが実際に自分が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを、郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本執筆したそう。
豪華キャストも大きな話題で、レオナルド・ディカプリオと、ブラッド・ピットの初顔合わせが実現。レオが演じるのはハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしているちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトン、長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブースをブラッドが演じます。また、当時新人女優として人気上り調子だったシャロン・テート役のマーゴット・ロビーが今回のタランティーノ映画のミューズに選ばれています。
カンヌ映画祭でのレオ、ブラッド、マーゴットら豪華スターとタランティーノが歩くレッドカーペットは映画祭のビックイベントとなりそう!
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
8月30日(金) 全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト
