ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、俳優引退作となる『さらば愛しきアウトロー』が7月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開されます。
このたび、日本版予告が完成。映像は、ロバート・レッドフォード演じる伝説の銀行強盗フォレスト・タッカーが颯爽と着こなしたコートの上着を開いてポケットの中の拳銃をチラッと見せ「口座を作りたいんだが」と、銀行を次々に訪れるシーンから始まります。タッカーの強盗犯らしからぬにこやかな笑顔の紳士的な態度に、銀行員たちは強盗にあったにも関わらず、「すごく紳士的だった」「とても礼儀正しかった」「いい人に見えた」と次々と称賛の眼差しで答えます。またジュエル(シシー・スペイセク)が、タッカーが堅気の人ではないと感じつつも優しく理知的な魅力に心を奪われている姿が。
ジョン・ハント刑事 (ケイシー・アフレック) は、2年間に5州で93件もの銀行強盗を成功させていた、タッカーと強盗仲間のテディ(ダニー・グローヴァー)、ウォラー(トム・ウェイツ)に、自分が手錠をかけたいと誓い捜査を進めていくなか、押収品の100ドル札に書かれたフォレストからの「幸運を祈る」のメッセージに思わず笑いを浮かべてしまいます。捕まえたいと思う反面、その生き様を知れば知るほど、フォレストの“仕事の流儀”に魅了されていく姿が伺えるシーンです。
後半では紙幣をばら撒きながら車で逃亡するフォレストと、サイレンを鳴らしながら追うパトカーとの激しいカーチェイスや、指で銃のポーズを作り狙い撃ちする姿など、往年のレッドフォード作品を彷彿させる胸熱なシーンが収められています。ラストは、乗馬姿で背を向け「ポケットに銃を、唇に微笑みを、人生に愛を。」の言葉で締めくくられます。タッカーとレッドフォード、二人の“愛しきアウトロー”からの最後のメッセージともとれる本編を存分に期待させる予告映像となっています。
『さらば愛しきアウトロー』
7月12日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ロングライド
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