今月初めに精神科の療養施設に入院していることがわかったブリトニー・スピアーズ。そのことをめぐりファンがブリトニーのチームに対して抗議活動を行う騒ぎになっていたことがわかりました。
Britney Spears’ fans have gathered outside West Hollywood City Hall demanding #FreeBritney. The #FreeBritney hashtag has been trending on social media after allegations were made on the “Britney’s Gram” podcast that the singer is being held against her will. @etnow pic.twitter.com/SfWLETZWLw
— Brendon Geoffrion (@tv_brendon) 2019年4月22日
22日、ブリトニーのファンたちは手に「Free Britney」などと書かれたボードを持ち、ウエストハリウッドシティホール前で、ブリトニーを自由にするよう抗議活動を行ったそう。さらにSNSでも#FreeBritneyのハッシュタグがトレンド入り。
今年1月に父親ジェイミーさんが病気を患っていることを明かし、家族のことに専念するため、2月から予定されていたラスベガス定期公演をキャンセルし、休業を発表したブリトニー。今月初めに、父親の病気に冠して精神的にダメージを受けたことから、3月末から療養施設に入ったことを明らかにしていました。
施設に入ったことはブリトニー自身がInstagramで「私たちみんな、ちょっと“自分の時間”を持つことが必要よ」と、書いていて、ブリトニー本人が望んで入院したと思われていましたが、今になってファンたちが「ブリトニーを自由に」と騒ぎ始めたワケは?
入院後初めて撮られたブリトニーの姿にビックリ?
騒ぎのきっかけとなったのは、21日、イースターの日曜日に、家族とイースターをお祝いするため精神科療養施設から、外に出てきたブリトニーをパパラッチが捉えた写真。恋人のサム・アスガリがブリトニーをガードするためか、ブリトニーの腕をつかんでいたり、ブリトニーの表情があまりにボッとしているように見えたことで、ファンたちはブリトニーが「過剰に薬を投与されているように見える」として、抗議の声を上げたもよう。
Her team is PATHETIC. They really had the audacity to stage emergency photo candids just to shut us up…as if we’re just going to ignore the fact that she looks overly medicated and depressed.
The phone detail I can’t. #HelpBritney pic.twitter.com/TCRoKR30in— #HelpBritney (@BrltneySWorid) 2019年4月22日
She looks like she’s been through hell, not “resting” in some luxury treatment center like her team suggested. And this is suspect they had the paps photograph her the same day there was supposed to be a Free Britney protest in LA pic.twitter.com/NaGL5b3Vub
— la bella vita (@drugproblem) 2019年4月22日
確かにブリトニーは髪の毛もボサボサで、目力もなし。サングラスもしておらず、元気な時のブリトニーとは全然違う。パパラッチがいることをまったく予期していなかったのでしょうが、せめてサングラスと帽子ぐらいは……と思ってしまいます。
ブリトニーが元気にメッセージ
こうした声の高まりに対し、本日、ブリトニーがInstagramでファンにメッセージをおくる事態に。
「私のことを心配してくれているみんなに、ちょっとお知らせよ。すべて順調。私の家族はこのところ、たくさんのストレスと心配事を経験してる。だから対処する時間が必要なの。心配しないで、すぐに戻るから」と語りかけたブリトニー。髪型もパパラッチされたときよりかなり落ち着き、メイクも目のまわりを重点的に行った様子です。
さらにテキストで「みんなにちょっと挨拶しておきたかったの。物事がコントロール不能になっていると言われているから。ウワサ、家族やチームへの殺害予告、たくさんのクレイジーなことが言われているわ。私は自分のための時間を取ろうとしているだけなのに、起きているすべてのことがそれを難しくしている。読んだり、聞いたりしたことは信じないでね。ニセのEmailは数年前にサフ・ラトフィ(かつてマネージャーを名乗っていた男性)が作ったもので、私は書いてない。彼は私のふりをしてニセのメールアドレスで私のチームとやりとりをしていたの。私の状況は独特だけど、今できる最高のことをやっていると約束するわ。みんなは知らないかもしれないけど、私は強くて、欲しいもののために立ち上がる。みんなの愛と献身は素晴らしい。でも今はちょっと人生が与えた困難に対処するためのプライバシーが必要なの。みんながそうしてくれたら、永遠に感謝するわ。愛してる」。
ブリトニーの父ジェイミーさんは昨年、結腸破裂で緊急手術を受け、現在も闘病を続けているそう。かつて、精神的にあやうくなった時期もあったブリトニーだけにファンが心配になるのも仕方がないこと。でも今は、ブリトニーを信じて戻ってきてくれるのを待つしかありません。