ウィリアム王子が3週間にわたり、英情報機関で任務についていたことを英王室がInstagramで公表しました。
PCモニターの前で真剣な表情のウィリアム王子。ケンジントン宮殿のInstagramによると、王子は英国最高峰の3つの情報安全機関MI5(保安局)、MI6(秘密情報部)、GCHQ(政府通信本部)で任務についたのだそう。
Instagramストーリーズによると、王子の任務はMI6からスタート。ここはジェームズ・ボンドの勤務先としても知られていますが、ケンジントン宮殿によると、MI6は「英国をより安全で繁栄させるため、極秘に海外で外国と接触、情報収集を行う仕事なのだそう。ジェームズ・ボンドに欠かせない美女との恋愛はどうやら任務に入っていないようです。
続いて第二週目は、王子はMI5へ。ここでは、英国の国家安全を守る、特にテロの脅威から国を守るためのスタッフたちの仕事ぶりを知ったのだそう。
そして最後にウイリアム王子はGCHQで、「最新のテクノロジー、技術的な独創性、広範囲にわたるパートなシップを使い、脅威を確認、分析、断絶させることに時間を使い」任務を完了したのだとか。
今回ウィリアム王子が3週間にわたり、自ら3つの機関でその仕事ぶりを見学した理由について、ケンジントン宮殿は「英国における国際的なテロリズムの脅威レベルは深刻になっているためで、王子は安全と情報機関のスタッフの脅威的な仕事ぶりを直接見たがっていました」と説明。そして王子は今回、そうした機関に勤める人々の仕事について、「彼らは極秘に、しばしば家族や友人に自分の仕事について話すことや、直面するストレスについて話せない状況で仕事をしているのです」「本当に謙虚な気持ちにさせられる経験でした」と賞賛。
王子が情報機関に配属というと、王子でジェームズ・ボンドなんてステキ……と思ってしまいますが、もちろん王子はそんなチャラい気持ちではなく、テロの脅威について真剣に考えていることのあらわれといえそうです。