名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、俳優引退作となる『THE OLD MAN & THE GUN(原題)』が、邦題『さらば愛しきアウトロー』に決定し、7月12日(金)より全国公開されることになりました。
1960年にデビューしたのち、『明日に向って撃て!』で一躍大ヒットを記録、『スティング』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その実力を認められたハリウッドを代表する名優、ロバート・レッドフォード。60年近くに及ぶ役者人生の中で膨大な人数のファンを獲得し、すべての時代に名作を刻み続けてきた本物のスター俳優がついに、本作を最後に引退します。
レッドフォードが60年に及ぶ俳優人生の最後に演じるのは、16回の脱獄と90回以上の銀行強盗を繰り返した、実在した伝説のアウトローです。1980年代初頭のアメリカで、ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗、フォレスト・タッカー、74歳。銃は使うが誰も撃たないという掟を貫き、自分が一番楽しみながら、好きなことにすべてを捧げたタッカー。その生き方に自らの映画人生を重ねたことが、レッドフォードが彼を最後の役に選んだ理由です。
ケイシー・アフレック、シシー・スペイセクほか、ダニー・グローヴァー、トム・ウェイツなど豪華キャストが脇を固め、監督は、レッドフォードが若い才能を支援するために設立したサンダンス映画祭で頭角を現した『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリー。レッドフォードが最後に演じたい役柄、最後を共にしたい共演者、映画界の未来を託したい監督がそろい、まさに集大成となりました。
あわせて解禁された日本版ビジュアルには、伝説の銀行強盗フォレスト・タッカーと、これまで数々のアウトローを演じてきたレッドフォード二人へのメッセージともとれる邦題に加え、銃のポーズを構え私たちのハートを狙い撃ちするレッドフォードの姿と、すべての映画ファンへのメッセージのようなキャッチコピー「ポケットに銃を、唇に微笑みを、人生に愛を。」が記されています。
【実在のフォレスト・タッカーとは?】 1920年〜2004年。15歳で最初に投獄され、強盗と脱獄を繰り返した伝説の犯罪者。海で囲まれたサン・クエンティン州立刑務所からも手製のボートで脱獄するという突飛な経歴でも知られる。
『さらば愛しきアウトロー』
7月12日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:ロングライド
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