ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』のワールドプレミアがハリウッドにあるエル・キャピタン・シアターで開催されました!
『ダンボ』は“大きすぎる耳”というコンプレックスを翼に変えて空を飛ぶ子ゾウのダンボが、サーカス団の仲間と共に、金儲けを企む者によって引き離された母ゾウの救出に挑むファンタジー・アドベンチャー。
イベント会場は、本作で描かれる大都会ニューヨークの巨大テーマパーク“ドリームランド”の煌びやかなサーカスの世界観が再現されました。そこに登場したのは、強い個性を持つキャラクター達の成長を描いてきた鬼才ティム・バートン監督。「個人的に『ダンボ』は大好きだし、”空飛ぶゾウ”というシンボル的なイメージや、様々な感情や思いを呼び起こすところに、特別な愛情とつながりを感じるのさ」と『ダンボ』」への深い思い入れを語ったバートン監督は、「本作品で取り上げられる個性の違いを強みに変えた時、人間の強さや美しさに姿を変えるというメッセージが込められているんだよ」と自身の手で新たに描いた本作へのメッセージについて明かしました。
「稀代のビジュアルアーティストのティム・バートン監督と『ダンボ』という題材ほど、幸せな組み合わせはない!」とサーカスの元看板スターでダンボの世話をすることになるホルト役のオファーを即決したというコリン・ファレルは「ティムにはものすごく優れた幻想的な世界への理解があり、想像力を駆使して彼が創り上げた世界観をなど数多くの作品を通して、何十年にもわたりスクリーンで実現してきている。 僕も観客の一人として、元気づけられたり、空想の世界へと連れて行ってもらっているしね」とバートン監督作品への個人的な想い入れを語りました。
さらに「ティムが、アウトサイダーを取り上げた作品は傑出ばかりだよね。強い個性によって受け入れてもらえないという『ダンボ』の映画もその例外ではないのさ。単に違いを受け入れるのではなく、お互いにその異なる部分を称賛し合うことが大切だという作品に込められたメッセージが込められているんだ」と語り、バートン監督が描き続けるメッセージが、本作でも愛情たっぷりに描かれているもよう。
近年のバートン監督作品に欠かせないエヴァ・グリーンは、空中ブランコの曲芸師コレットを彷彿とさせる煌びやかな衣装で登場。エヴァは「たくさんのハートが込められたとても美しいストーリーよ。新しい解釈を取り入れた本作品は、感動的であり続けながら、そこにティム・バートンのカラーが加わっていて、とても特別なの」と子供の頃から大好きだったという『ダンボ』が、新たにバートン監督によって生まれ変わった本作も特別な作品だと明かしました。
イベントにはアンジェリーナ・ジョリーとキッズややヘレン・ミレンも祝福に駆け付け、華やかに行われました。
『ダンボ』
3月29日(金) 全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
公式サイト