7日、エリザベス女王が初めてInstagramに投稿しました。
Instagramで女王の写真を見るのはめずらしいことではありませんが、女王自身が投稿したのはこれが初めて。英王室のアカウントの @theroyalfamily に、1983年に女王の高祖父(祖父母の祖父)アルバート殿下が受け取った手紙の写真を公開しました。
この手紙を女王は7日に訪問したロンドンにあるサイエンス・ミュージアムのロイヤル・アーカイヴスで見つけたのだそう。「世界初のコンピューター先駆者として認識されているチャールズ・バベッジは、“ディファレンス・エンジン”を考案し、1983年7月にアルバート殿下にプロトタイプを見せる機会がありました。ヴィクトリア女王とアルバート殿下にあてた手紙のなかで、バベッジは彼の発明である世界初のコンピューター・プログラム“解析エンジン”はバイロン公の娘エイダ・ラブレスにより作られたものだと述べています」「今日、私はコドモたのコンピューターコーディング・イニシアチブについて学ことができました。そして長年にわたり、テクノロジー、イノベーション、次の世代の発明家たちを擁護してきたサイエンス・ミュージアムでInstagramを投稿するのがピッタリだと思いました。エリザベス R」とキャプションに綴っています。
Instagramといえば、セルフィーを期待してしまいますが、サイエンス・ミュージアムという場所にふさわしい学術的な内容です。さらに気になるのが、最後のエリザベス Rという署名。RとはRegina(ラテン語で女王)の意味なのだとか。
Twitterには女王の投稿の瞬間も!
Here is the Queen at the Science Museum, sending her first Instagram post. At the age of 92. pic.twitter.com/dEg8B2EYhD
— Valentine Low (@valentinelow) 2019年3月7日
この長い文章は、女王がその場でスペルミスもなく入力したのではなく、どうやら事前に用意されていたもののようです。そして女王は人差し指で力強く「シェア」をプッシュ!
現在、この女王の投稿は17万人以上の人から「いいね!」されており、そのなかにはウィリアム王子とハリー王子ファミリーのアカウント@kensingtonroyal も。たくさんのコメントもつけられています。
92歳のエリザベス女王、初投稿の次は、ぜひセルフィーにも挑戦していただきたいものです。