ラース・フォン・トリアー監督の最新作『The House That Jack Built(原題)』が、邦題『ハウス・ジャック・ビルト』として6月14日(金)に日本公開されることが決定しました。
1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックはあるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する……。彼の5つのエピソードを通じて明かされる、 “ジャックの家”を建てるまでのシリアルキラー12年間の軌跡。
ラース・フォン・トリアー監督の元に集結したのは、マット・ディロン、先日死去した名優ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、ライリー・キーオといった超豪華キャスト陣。見事なアンサンブルをみせ、観る者の常識を根底から揺さぶり、感性を刺激する鬼才の最新作に一役も二役も買っています。
この作品は、カンヌ国際映画祭では途中退出者が続出したにもかかわらず、上映終了後はスタンディング・オベーションが鳴りやまないという賛否真っ二つの異様な興奮に包まれ、アメリカでは、あまりの過激さにアメリカ映画協会(MPAA)が手を加えた修正版のみ正式上映が許されるという衝撃と戦慄の大長編。公開に先立って11月28日にノーカット版を1日限定140館で上映したところ、全米興収ランキングでデイリー11位を記録し、物議を醸しました。そんな無修正完全ノーカット版がレイティングR18+にて日本上映されます。
さらに、 家(ハウス)の形がくりぬかれた真っ赤でポップなデザインが印象的な日本オリジナル版ビジュアルも到着。しかし、その見た目とは対照的に向こうには怪しい目でこちらをのぞき込む主人公ジャックの姿が。そのギャップと一瞬で目を引くデザインにキャッチコピー同様思わず「ゾッとするほど、魅力的」と感じてしまうこと間違いなし。果たして、そのキャッチコピーに秘められた本当の意味とは?殺人鬼ジャックが12年間の告白で語る衝撃の内容とは……!?
『ハウス・ジャック・ビルト』
6月14日(金)新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム
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