昨年12月に75歳になったキース・リチャーズが、英音楽誌『MOJO』に、悪名高きパーティーアニマルなライフスタイルを返上し、健康的な生活を心がけていることを語ったそう。
『Daily Mail』によると、キースは『MOJO』誌に自身の誕生日であり妻パティ・ハンセンとの35回目の結婚記念日をお祝いした12月は、“ひとつの長いパーティー”状態で年末にはボロボロだったとコメント。しかし「それって、新しい年を迎えるのいい方法だろう。今はすっかり抜けている」と、前向きに語り、2019年は健康を意識した生活を始めたことを認めたのだとか。
といっても、アルコールゼロではなく、「食事の時にワインを少し、それからギネスかビールを1〜2本」。さらに「いいかい。もしキミとバーであって、“飲みますか?”と言われたら、断らないぜ。オレはそういうことに関してはピューリタンじゃない。ただ毎日のメニューにもうないってだけのことだ」と語ったそうで、かなりユルめな節酒のようです。
さらに、禁煙にトライしたことはありますか? と聞かれると、「トライしたが、成功できてない。ルー・リードはニコチンはヘロインよりやめるのが難しいと言っていた。その通りだ。ヘロインをやめるのは地獄だ。でもそれは短期の地獄だ。だがタバコはそこらじゅうにあるから、ついやってしまう」「何も考えずに手に取って火をつけてしまうんだ。でも最近はー、ビッグニュース! 毎日、かなりの数をカットしている。まだがんばっているところだけど」と、禁煙にも取り組んでいることを明かしています。
その理由は?「必要ないとわかったんだ。ただの習慣だったとわかった。でも、75にもなると、習慣っていうのはすっかり染みこんでしまっている」と、相当苦労している様子。
さらに、細身の体型をキープする秘訣を聞かれたキース。「朝、起きる。それから、座る。その辺を駆けたりはしないよ。身体に悪いだろう。特にコンクリートの上は関節に悪い。オレ向きじゃない。効果がある人もいるだろうけど。そうだな。南の島に言ったときはちょっと泳ぐよ」。ただし「運動でするんじゃない。水のなかが気持ちいいからだ」と、運動はほぼゼロなことを明言。
そんな健康的なライフスタイルに関しても、マイペースを貫くキースですが、今もスマホを持っていないことも明かしたそう! となると、調べものとかは? 「子供たちや妻に頼っている。ググるとかそういのは! そういものには触らないことにしてる。電話も好きだったことはない」とキッパリ。その理由は「19ぐらいの時、いわゆる有名になったからだ。電話が鳴ると、だれかが何かを要求してくるんだ」と、有名人ならではの苦労を告白。今では彼を知る人は全員、キースが電話をもっていないことをわかっているとか。
キース、75歳。健康法、ライフスタイル、そしてスマホとの付き合い方もマイペースを貫いています。