14日、木城ゆきと原作による伝説の漫画「銃夢」の映画化『アリータ:バトル・エンジェル』のジャパンプレミアが行われ、ローサ・サラザール(主人公:アリータ役)、クリストフ・ヴァルツ(イド役)、ロバート・ロドリゲス監督、プロデューサーのジョン・ランドー、原作の木城ゆきと先生、日本語吹替版でアリータの声を演じた上白石萌音さんが登場しました。
アリータとはイメージの異なるブロンドヘアで登場したローサは、「みなさん、コンニチハ。アリータのホームタウンにやってきました!」とご挨拶。そして「アリータという作品を作ってくださった原作者の木城ゆきと先生と一緒にいることが夢みたいです。アリータはとてもダイナミックで激しいキャラクター。彼女はいろいろな側面があります。こんなクレイジーなキャラクター、世界を作ってくださった木城先生にお礼をいいたいですし、みなさんと共有できるのがうれしいです」と、来日の喜びを語りました。
イド役のクリストフは「アリータは日本生まれですが、もう世界中がふるさとだと思っています。大事なのはみんなでこの映画を共有することです」と、映画をアピールしていました。
この作品は、ジェームズ・キャメロンが製作・脚本を務めています。ジェームズ・キャメロンから監督を任されたロバート・ロドリゲス監督は、作品を見たジェームズ・キャメロンの反応について聞かれると、「この作品はハイテクな特殊技術を使っているので、完璧に完成しないとみることが出来ないんです。そして完成したものをジェームズが見た時、感想を聞いたら、彼は“スゴいよ。また見たい”と言ってました。現時点で彼はもう僕より見てるじゃないかな。映画制作者として、こういう作品を作ることは観客が見るのと同じくらい楽しいことなんです。その世界にどっぷりつかることができました!」と、ジェームズ・キャメロンもすっかり気に入っていることを明かしました。
そして、制作に20年かけたプロデューサーのジョン・ランドーは「今はとてもドキドキしています。子どもが成長して巣立っていくようです。木城先生の世界観の心はそのまま、大きなスケールで世界中に羽ばたいていく瞬間です」と感動の面持ち。
原作の木城先生は「原作者とかは関係なく、1人のファンとしてもう4回見ました。このあと5回目を見ます。こんな素晴らしい映画をタダで見られるなんて役得ですね。構成が素晴らしくて、すべてが名シーンでムダなシーンはひとつもない。本当に自分が書いたのかな? と思うくらい面白いですから、ぜひ大きなスクリーンで見てください」と、ユーモアたっぷりに会場のファンに映画の魅力をアピール。
日本語吹替版のアリータの声を演じた上白石さんは「ローサは映画のアリータと同じでキュートでかっこよくて、バイタリティあふれる人。声をずっと聞いていたので、会えて本当にうれしい」とローサと会えた喜びを明かしていました。
『アリータ:バトル・エンジェル』
2月22日(金)全国ロードショー
配給:20 世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation