今年はマルーン5がパフォーマンスするスーパーボウルのハーフタイムショー。毎年恒例の直前の記者会見が今年は、キャンセルに。
これまで毎年スーパーボウルの直前に行われてきたハーフタイムショーに出演するアーティストによる記者会見。昨年はジャスティン・ティンバーレイク、その前はレディー・ガガ、2013年には大統領就任式での口パクが話題になったビヨンセが、アメリカ国歌をアカペラで披露したことが話題になりました。
そんな注目の記者会見ですが、『TMZ』によると、NFLが29日に今年は行わないことを発表したのだとか。その理由は、マルーン5をはじめとするトラヴィス・スコットら他のアーティストたちは「ショーに語らせたい」としているから。しかし、それは表向きの理由でやはり、試合前の国歌演奏の際にひざまずいて人種差別に抗議し、NFLを去ることになった元49ersのコリン・キャパニックに関する質問を受けたくないのは明らかと、同サイトは推察しています。
NFLは「マルーン5は第53回ペプシ・スーパーボウル・ハーフタイムショーに向け、このイベントの標準を満たし、それを上回るべくハードに準備しています。音楽については、アーティストたちは日曜日にステージに上がる準備をしていますから、彼らのショーに語らせるでしょう」と声明を発表。また、記者会見の代わりにショーをプロモートするため、アーティストたちとNFLは、ソーシャルとデジタルの発表に参加するとのこと。
今年はリアーナがキャパニック氏へのサポートを表明するため、出演を断り、その後は出演アーティストがなかなか決まらないなと例年とは異なる状況が伝えられたスーパーボウルのハーフタイムショー。さらには記者会見も行われないという異例の事態が続いています。