大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』のシリーズ最新作『バンブルビー』が記者会見が香港で開催され、ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、トラヴィス・ナイト監督、プロデューサーを務めるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが登場しました。
待望のシリーズ最新作は、シリーズきっての人気キャラクターのバンブルビーが主人公。作品の舞台は、シリーズ一作目となる『トランスフォーマー』(‘07)でバンブルビーがサムと出会う以前の1980年代にさかのぼり、これまで語られることの無かったエピソードが初めて明かされます。
11日に22歳の誕生日を迎えたばかりのヘイリーは「普通の若い女の子を演じることができて嬉しかった。チャーリーは特別なパワーを持っていないけど、勇敢で、強くて、賢くて、目の前に立ちはだかる障害に対処できる能力を持っている。彼女は初めそれに気付いていないけど、バンブルビーとの出会いを通してその力に気付いていくの」と、チャーリーを演じた喜びを語りました。
また、ヘイリーは自動車修理が得意なチャーリーを演じるに当たり、「私の3歳上の兄は、レースカーのドライバーでメカニックなの。彼は車の知識がすごいから、撮影現場に来てもらったり、助けてもらったの」と自身の兄の助言を受けていたことを語ると、トラヴィス監督がすかさず「それに、彼はバンブルビーを運転したんだよね?」と一言。「スタントドライバーには僕の求めていることができなくて、彼に聞いたら「できる」と言われたんだ。それで運転してもらった。1テイクだけね」と、撮影現場での仰天のエピソードを明かしました。
トラヴィス監督は、「最初にオファーを受けた際は、ものすごく驚いたのですが、僕は、トランスフォーマーのキャラクターで遊んで育ったので、子どもの頃から大好きだったキャラクターの誕生秘話を描けるなんて、まるで夢が叶ったようでした」と自信をのぞかせました。また、プロデューサーのボナヴェンチュラは、「バンブルビーは、トランスフォーマーの中で最も理解しやすいキャラクター。面白くて、感情豊かで、今回非常に人間らしい物語を伝えるには、最も人間っぽいトランスフォーマーの彼が必要でした。そして、何より彼はファンのお気に入り。だから、この決断はとても簡単でした」と、今回シリーズで初めてバンブルビーが主役に選ばれた必然性を語りました。
初めてトランスフォーマーシリーズに加わったジョン・シナは、この作品に加わった経緯について「完全に運だよ(笑)早い段階で脚本を読ませてもらい、自分がどの役を演じるかも知らなかったけど、作品を観た皆さんもご存知の通り、ものすごく良い物語で、読み始めたら止まらなかった。それからこの男(ロレンツォ)とこの男(トラヴィス)に会って、彼(トラヴィス)が僕について「いいね」と言って、彼(ロレンツォ)がこうしたんだ(親指を立てる)」と、WWEで長年会場を沸かせてきたエンターテイナー振りを発揮したジョークに、会場は笑い声で溢れました。
『バンブルビー』
2019年3月22日(金) 全国ロードショー
配給:東和ピクチャーズ
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