3日、アメリカで優れたアニメーション作品や監督に贈られる“アニメーション界のアカデミー賞”第46回アニー賞のノミネート作品が発表され、『シュガー・ラッシュ:オンライン』が全10部門にノミネートされました。
人間たちが知らないゲームの裏側の世界を舞台に、アーケード・ゲームのキャラクター、ラルフとヴァネロペの冒険と友情を描いた大ヒット作『シュガー・ラッシュ』の最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』。
このたび、アニー賞にノミネートされたのは、アニメーション映画賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、キャラクター・デザイン賞、キャラクター・アニメーション賞、編集賞、声優賞、アニメーテッド・エフェクト賞、ストーリーボーディイング賞の10部門です。
最優秀賞となるアニメーション映画賞は2016年に『インサイド・ヘッド』、2017年に『ズートピア』、2018年に『リメンバー・ミー』と、3年連続でディズニー作品が受賞しており、さらに3作品ともその年のアカデミー賞長編アニメーション映画部門を受賞していることから、今回のノミネーションはオスカーに向けて大きな一歩になったといえそう。
監督賞にノミネートされたリッチ・ムーア監督は、自身が手掛けた前作『シュガー・ラッシュ』(13年)、『ズートピア』(17年)でもアニメーション映画賞を受賞しており、本作で3回目のアニー賞受賞にも期待が高まります。
キャラクター・デザイン賞に関しては、本作のキャラクターのデザインを統括した日本(大阪)生まれのアニメーター アミ・トンプソンさんも携わっており、日本の“カワイイカルチャー”が盛り込まれた本賞にも注目が集まっています。
先日行われた来日記者会見で、監督とプロデューサーは、インターネットの世界観を作り出すのに東京の街並みを参考し、多くのインスピレーションを受け作品に反映させたと語っていました。前作に引き続き日本のゲームキャラクターの“ソニック”や“ザンギエフ”も登場し、主人公ヴァネロペのファッションも日本の“原宿ガール”
を参考にしているなど、日本の魅力も詰まった『シュガー・ラッシュ:オンライン』が、今後、続々と発表される各賞にどれだけ絡んでくるのか期待高まります。 アニー賞の授賞式は来年2月2日(現地時間)に行われます。
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
12月21日(金)全国公開
配給::ウォルト・ディズニー・ジャパン
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