7日、『ボヘミアン・ラプソディ』のレッドカーペットの後、クイーンを演じたキャスト3人は舞台挨拶に登場!
フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックは会場に集まったファンに「日本は最初にクイーンを愛した国で、クイーンも日本文化を愛していました。クイーンが初来日したときは、まるでビートルズが来日したときのように盛り上がったと聞いています。この映画も同じくらい愛してもらえるとうれしいです」とコメント。
ブライアン・メイ役のグウィリム・リーは「日本に来るのは長年の夢でした。たぶん旅行で来るんだろうと思っていたんですが、この映画をシェアするために来れてうれしく思っています」と喜びを語りました。
そしてジョン・ディーコン役のジョー・マッゼロは「撮影の1日目に、この映画のプロモーションで日本に行くことができたらすごいよね、と話していたんです。それがこうして来ることができて、本当に夢のようだと感じています」と語りました。
今回、日本のクイーンファンに迎えられた気持ちを聞かれたラミは、「フレディのストーリーを語ることができてこれ以上うれしいことはありません。フレディの家の写真を見たとき、彼の家には日本から持ち帰ったものがたくさんあり、撮影ではフレディが着ていた着物を再現して着ることができました。この映画を日本のファンとシェアできることを光栄に思っています。ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーも喜んでいると思います」とフレディの親日家ぶりを語っていました。
この作品ではブライアン・メイ、ロジャー・テイラー本人たちから直接指導があったそう。その時のことを振り返り、ラミは「ブライアンとロジャーは俳優の決定権を持っていたのですが、彼らが私のような若い……でもないけど、私のような人間をフレディ役に選んでくれてありがたく思っています。彼らは最初から私たちを温かく迎えてくれました。そして光栄なことに私は今や、ブライアン、ロジャー、フレディの妹カシミラさんを友人と呼べると思います。私たちは映画をフレディのストーリーを讃えるものにしようと思っていました。私がクイーンのレガシーの一部になれたらうれしいことですし、クイーンのふたりが映画を見て楽しんでくれたのは本当によかったです」と、ブライアンとロジャー、そしてフレディの妹さんからも全面的なサポートがあったことを明かしました。
グウィリムは「ライブエイドのシーンのために、5週間リハーサルし、撮影初日にブライアンが来たんです。彼は撮影を見て、“良かったよ”と言ってくれましたが、さらに“キミはロックスターなんだ。だからもっとエゴを見せてもいいんじゃないか”と言われたんです。世界一のギタリストから“キミはロックスターだ”と言われたスゴい瞬間でした」と振り返り、ジョーは「ふたりがセットに見に来た時、彼らは自分の役を演じた人々を完璧にするために、ふたりにフォーカスするんじゃいないかと思ったんです。でも、そんなことはなくて、私にも配慮をしてくれて、ブライアンからは“何か必要なことがあったら言ってくれ”とも言われました。ふたりはセットで僕たちが演奏しているのを、まるで僕らのファンのようにスマホで撮影していたんですよ」とブライアンとロジャーのエピソードを開かしてくれました。
その後、3人はハッピを着て、鏡開きを行い、映画のヒットを祈願しました。
『ボヘミアン・ラプソディ』
11月9日(金) 全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox