ジュリア・ロバーツがビジー・フィリップスの新しいトークショー『Busy Tonight(原題)』に登場し、かつて映画のプレミアでボーボーのワキ毛を見せたことについて語りました。
ジュリアのワキ毛事件があったのは1999年、ロンドンで行われた映画『ノッティングヒルの恋人』のプレミアでのこと。「ドルチェ&ガッバーナ」のミニドレスで登場したジュリアがレッドカーペットでファンに手を振った時、ジュリアの脇の下にはえたワキ毛がバッチリ撮られてしまいました。
今ではフェミニズムの一環として、ワキ毛を見せるセレブもめずらしくなくなり、ワキ毛見せとしては先駆者ともいえるジュリア。しかし、ビジーからワキ毛はフェミニストとしての意志表明だったのかと聞かれたジュリアは「うーん」と一瞬言い淀み、ビジーが「スゴくヘンな質問しちゃったかしら」と言うと、「いいえ、あの写真はその時から私の心のなかでは今も鮮やかよ」と、本人的にも脳裏に焼き付いている印象的な写真であることを明言。
それに続いて、「あれは袖の長さと手を振ること、その2つが一緒になったときどうなるかを計算しなかっただけだと思うわ。私のパーソナルな部分を晒すってことをね。だからあれは大きなメッセージを込めたのではなくて、私が地球上に住む人間であることの表明の一部であったけど」とコメント。
大スターでスタイリストをはじめ、大勢のスタッフに囲まれているはずのジュリアがなぜワキ毛を見せたのか、これは長年、セレブ界における大きなナゾのひとつだったと思われますが……。フェミニズムとは関係なく、単なるうっかりだったことが明らかになりました!
1990年に『プリティ・ウーマン』で大ブレイクし、当時すでに大スターだったジュリア。今だったらレッドカーペットに出る前に、スタッフが全身をくまなくチェックするのでしょうけれど。
まだスマホも、Twitterも、セルフィーという言葉もなかった、ほのぼのしてた時代の出来事です。