『24』のジャック・バウアー役で知られるキーファー・サザーランドが米国大統領役に挑戦したドラマ『サバイバー: 宿命の大統領』が、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」で 12月より日本初放送されます。
テロリストと戦う不死身のヒーロー、ジャック・バウアーから一変、キーファーはこの作品で、思いもかけず大統領に就任したことに戸惑いを感じながらも、次第に国家のリーダーとして 自覚を高めていく姿を演じ、新たな大統領像を見せています。
放送に先駆け製作総指揮を務めるマーク・ゴードンが、作品、キーファーについて語るインタビューが解禁。
Q: このドラマが誕生した背景について教えてください。
脚本を手がけたデヴィッド・グッゲンハイムが以前サイモン・キンバーグと仕事をしたことがあって、彼らは「指定生存者」をテーマにしたストーリーで映画もしくはテレビドラマを制作することにした。それで、独自にパイロット版の脚本を用意するんだ。私もサイモンと仕事をしたことがあったことで、彼から脚本を読んでほしいと頼まれた。脚本を読むなり心を揺さぶられたよ。すぐさまサイモン、デヴィッドと話を進めて、その後、キーファーのところへ行って出演依頼をしたんだ。彼はすぐにOKしてくれたよ。そしてすべてをパッケージにしていろんな ネットワーク局に送付した。なかでもABCが一番に興味を持ってくれて、ABCと契約して現在に至るんだ。
Q: 本作の魅力はどのようなところですか?
非常事態が発生した後はどうなるのか、誰もがものすごく興味を持っていると思うんだ。たいていの映画は非常事態の後を少し描いて 終わるからね。このドラマでは政治でも社会でも非常事態が起こる。国会議事堂が爆破されて政府を維持する内閣のメンバーがいなくなってしまって、“ごく普通”の人物がアメリカ合衆国大統領になるんだ。普通の人が大統領になる、そんな恐ろしい状況も起こりうると思っているんだ。もし自分がアメリカ合衆国大統領だったら、どうやって困難な状況のなかで国家を維持しようとするか、視聴者も考えてくれると思うね。キーファーは内閣のメンバーのひとりだったけれど、大統領になることには興味がなかった。だから“ごく普通”の、誰もが 共感できるような人間がアメリカ合衆国政府を率いるというアイデアはものすごくおもしろいと思ったし、視聴者にも楽しんでもらえる作品になると感じたんだ。
Q: キーファー・サザーランドとの仕事はいかがですか?
ほとんどの人は彼が『24』で演じたキャラクターを思い浮かべるだろう。彼は9年もの間、やるべきことはきっちりやる荒っぽくてタフな男を 演じていたからね。マッチョなキャラクターだったけど、私は彼が映画に出演しはじめた頃の作品を『プロミスト・ランド/青春の絆』をはじめとして、いくつか観たことがあって、彼にソフトな一面があることを知っていたんだ。ネットワーク局が手がける作品で主役を捜す場合、視聴者をひきつけられる役者が必要になるけれど、私はキーファーが“普通”の人間を演じることに対して視聴者も納得してくれると確信しているんだ。これまでの出演作からも分かるように彼は最高の役者だから、視聴者の期待にこたえるにはすばらしいキャスティングだと思ったし、一方では、『24』でマッチョな男を演じた後で、今回のキャラクターを演じることは彼にとっておもしろいチャレンジになるとも思ったんだ。
『サバイバー: 宿命の大統領』
海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTV にて
12月4日(火)22:00より日本初放送スタート!
【二カ国語版】毎週火曜22:00 ほか 【字幕版】毎週火曜24:00ほか
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