ブルース・ウィリス最新主演作『デス・ウィッシュ』の全編関西弁バージョンの予告映像が解禁されました。
『デス・ウィッシュ』は、警察の手に負えない犯罪都市となったシカゴで、家族を何者かに襲われた外科医ポール・カージーが、自ら銃を手に取り、犯人を抹殺するため危険な街へと繰り出します。
特別予告では、悲しみに打ちひしがれる主人公・ポールが妻の葬儀で涙するシーンから始まり、“通常の予告編“と変わらないかと思いきや、病院に運び込まれたカミ・モローネ扮する娘の口から突然ひとこと―「 オカンは?(泣)」。
呆気にとられるのも束の間、街の惨状に呆れたブルース演じる主人公が「ポリ公に打つ手はないんか?」と外科医とは思えないものの言い方で警官へ詰め寄ると、「ごっつ犯罪多いねん」とお手上げポーズの警官を前に“警察はあてにできない”と悟った主人公は一人射撃の練習しながら、「犯人は放ったらかしや。仕返しせなアカン、ワイの手で」と決意します。
断固たる決意を感じるセリフの次には表の顔の≪外科医≫ポール・カージーから裏の顔≪処刑人≫ポール・カージーの姿が映し出され、関西ローカルラジオの落語家のようなDJが「悪を裁くよーわからへん男は―犯罪者でっか?」と世間に問いかけます。
次のシーンではテンションぶち上げのAC/DC『Back in Black』が流れるなか、「(お前は)犯人かいな? いてこますぞ!」とこれまたこてこての関西弁でブルースが恫喝。最終的には許しを請う悪人に「アホちゃうか。お前は事故死や」と言い放ち、処刑執行。
最後には「まいど! えらい元気やん! 最近外出しとん?」と景気の良い挨拶をしてくるカウンセラーに「ボチボチでんな」と返答するブルース。まるで舞台がアメリカのシカゴから大阪の商店街になったような字幕に加え、終始関西弁を繰り広げるブルース・ウィリス”が妙にマッチして迫力満点な、注目の関西弁予告となっています。
『デス・ウィッシュ』
10月19日(金)、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ショウゲート
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