ブランド創立10周年となった今年、初めてロンドンでファションショーを開催したヴィクトリア・ベッカム。ショーの後、英『Glamour』誌のインタビューに答えました。
そのなかで、キャリア全体を通して、あなたは女性たちにとってパワフルなロールモデルとなっているけれど、若い人々に伝えたいアドバイスは?と聞かれたヴィクトリア。「自分を受け入れること。これはスパイス・ガールズをやっていた若い頃から言っていることよ。人と違ってもいい、人からノーと言われたときは「実際はイエス!」と言うの。自分を信じて進み続けること。夢が大きすぎるということはないわ。私は学校で人気者だったことはないし、簡単だったこともない。常に「ノー」と言われたものよ。私にできたなら、誰にだってできる。必死に働いて、よい人々と付き合うこと。私は今もワクワクしてる。自分の仕事が大好きなの」と語り、夢を追いかけること、そのために努力する大切さを強調。
10年前の2008年には「マーク・ジェイコブス」のキャンペーンで、巨大ショッピングバッグから足を出した写真のモデルを務めたヴィクトリア。10周年を迎えるにあたり、この広告を自身のブランド「VICTORIA BECKHAM」のショッピングバッグで再現し、その写真をプリントしたTシャツを販売したことも話題になりました。
そんなヴィクトリアは、この10年間で学んだ“衣の戒律”を聞かれると、「心地よく、自分にフィットして、自分に正直に着ること、それに遊びも加える。この数年間に私が披露したルックは、ファッションで遊んでいいのということなのよ。自分自身、自分のパーソナリティーを表現することを恐れないで。私が愛するこのTシャツキャンペーンは、ユルゲン・テラーが撮影したんだけど、これはパーソナリティーとユーモアのセンスを表現していると思う。私は仕事をすごく、すごくマジメに捉えているけれど、同時に楽しんでいい。自分自身をシリアスに考えすぎないで」と、おしゃれにもユーモアが必要であることを強調しています。