Netflixオリジナルシリーズ『マニアック』より特別映像“Connection”が到着。本作で描かれる2人の絆と心を打つテーマが明らかになりました。
『マニアック』の舞台は、この世界に似た別の世界。家族との破綻した関係に悩み不満を抱きながらも、特に目標もなく生きているアニー(エマ・ストーン)。そして裕福な実業家夫婦の5男で、統合失調症という診断にずっと苦しめられているオーウェン(ジョナ・ヒル)。より良い人生を求める2人は、最先端の新薬を使った治療に魅せられ、ありとあらゆる心の不調をすべて治すという臨床試験プログラムに参加することになります。現実と脳が生み出す世界の出来事に困惑するアニーとオーウェン。やがて別の世界に生きていた2人の世界が重なり始めて……。
この度到着した映像には、エマ演じるアニーの「私たちって出会う運命なのかしら」、オスカー女優サリー・フィールドが演じる著名なセラピストであるグレタ・マントルレイ博士の「2人の絆は空間を越えてる」という台詞を象徴するように、実験の中の2人の絆が現実の世界でも共有され、育まれていく様子が描かれています。オーウェンを演じるジョナは「オーウェンとアニーは、脳が生み出す世界でなぜか一緒に登場するようになるんだ。それがすべて互いに繋がり合っていくんだよ」と説明。エマも「長い間、オーウェンとアニーは現実の社会で他者と結びつくことができなかったの。でも、クレイジーな自分のことを理解してくれて、“君は、自分が思っているほどダメじゃない”と言ってくれる人がいるのを素敵なことだと思うようになるの」と2人が強い絆を持ち、お互いを支え合うことで、自分自身を認めていくというストーリー展開について語っています。
そして、エマは本作に込められたテーマについて「たとえ薬を飲んで逃れようとしても、人は他者とのつながりから離れることはできないということが根幹にあるのよ。人は、苦痛に苛まれるとその状況を何とかする方法を求めるものだけれど、簡単に治す方法などない。でもそれこそが人生の喜びであり、美しい部分なの」と語っています。