史上初、無敗のまま5階級制覇を達成したボクサー、フロイド・メイウェザーが17日、東京で行われた記者会見に登場しました。
日本が大好きで、今回が8回目の来日だというメイウェザー。今回の来日の目的は、お台場で開かれたイベント「Ultra Japan 2018」に参加し、さらに自身のブランド「TMT(ザ・マネー・チーム)TOKYO」の立ち上げについて話し合うためと説明。今後、日本で「TMTモデルズ、TMTラグジュアリー・カーズ、TMTナイトクラブ、TMTボクシングジム、そしてカジノへとビジネスを展開していきたい」と意欲を語りました。
記者会見ではTMT Tokyoと協栄ジムとの業務提携も発表され、メイウェザーは「亀田兄弟とパートナーシップを組み、どんどんコラボレーションして、アジアでどんどんボクシングを広めていきたい」とコメント。
引退してボクシングが恋しくならないかという質問に対しては、「ボクシングが恋しいということはない」と否定するも、日本でマニー・パッキャオ選手と会ったことを明かし、再戦の可能性があることも言及。
ただし、具体的にはアメリカに戻ったあと、相談しながら考えたい、とのことで多くは語らず。今は新しいチームで新しい世界に進んでいきたいと語っており、今後のキャリアはビジネス中心であるもよう。同席したメイウェザー・ホールディングス・TOKYOのCEOブレント・ジョンソン氏は「東京は、2020年のオリンピック開催地ということで、とてもポテンシャルがあると思っており、さまざまなビジネスを展開したい。ジュエリーラインも考えています」と付け加えていました。
最後にメイウェザーは、彼に憧れる若い人々に向け「成功は1日にしてならず。コツコツ努力することが大切」とアドバイスをおくりました。