歌の才能を見いだされスターの階段を駆け上がっていくアリーの成功と葛藤、愛を描いた『アリー/ スター誕生』が、トロント国際映画祭のガラプレゼンテーション部門に出品され、主演のレディー・ガガと監督・主演のブラッドリー・クーパーが登場。
ベネチア国際映画祭で初お披露目され絶賛を浴びた『アリー/ スター誕生』。トロント国際映画祭で行われたレッドカーペットには、ベネチアを超える約3000人のマスコミとファンが集まり同映画祭史上空前の盛り上がりとなりました。
レッドカーペットでのガガとブラッドリーは、まるで映画のなかのアリーとジャクソンさながらに、手を握り合いお互いを信頼し合っている様子がうかがえました。そんなふたりは、集まったファンたち一人一人に丁寧にファンサービスを行いながら試写会場へ向かったそう。
その後、ガガとブラッドリーは上映の前の舞台挨拶に登場。場内から大きな拍手が贈られ、ブラッドリーは「この作品で僕の人生は大きく変わったんだ。彼女(ガガ)のおかげだと思っているよ。とてつもなく高い山を登るなら、パートナーがいてくれた方がいい。彼女はまさに僕にとってのベストパートナーだった」とガガの影響の大きさを語りました。それに対してガガは「100人いるうちの99人が信じてくれないなか、1人だけが自分を信じてくれることがある。今回のブラッドリーがまさにそうだったの。彼の最初の監督作品に主演女優として出演できたことに心から感謝しているわ」と語り、お互いの存在の大きさを認め合っていました。
試写後にはQ&Aが行われ、主演のガガ、監督/主演を務めたブラッドリーを含むキャスト/スタッフが集結。会場からは割れんばかりの拍手と称賛がおくられ、なかには涙が止まらない観客もいたとか。質疑応答の中でガガは、「最初にデュエットしたときから、ブラッドリーは優れたシンガーだとわかった。彼は魂から歌う。すぐに分かった。彼と一緒に歌うのは、私にとって最高の時間よ」とブラッドリーの隠れた歌の才能を語りました。一方、ブラッドリーは「初めて出会った時、この作品で、彼女は彼女がなりたかったような女優になり、僕は僕のなりたかったような監督になる、と誓ったんだ。僕にとってこれまでで最高の経験だったので、また誰かがお金を出してくれるなら、ぜひやりたいね。(笑)」とユーモアも交えて語り、ガガとの再コラボを希望。
とても本作が映画初主演とは思えないほど深いガガのコメント、そしてブラッドリーの監督としての新たな一面に対し、会場からは質疑応答の途中にも関わらずスタンディングオベーションが巻き起こるなど、終始熱い
熱気に包まれたQ&Aとなりました。
『アリー/ スター誕生』
12月21日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
公式サイト:http://starisborn.jp
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