かつてはセンスが悪いセレブとして有名だったものの、夫カニエの影響ですっかりモード派へと変貌を遂げたと評判のキム・カーダシアン。なんと自分と同じサイズのフィッティングモデルを雇っていることを明かしました。
『People』誌の毎年恒例企画「スタイル特集」で2018年のベストドレッサーのひとりに選ばれたキムは、「私とまったく同じサイズのフィットモデルがいるの。彼らがすべての服を試着して、写真を撮る。すべての「Yeezy」のルックで毎日、何時間もやっているのよ」と語ったそう。
ウエストは細いのにお尻は巨大という特徴的なボディで知られるキムですが、まったく同じ体型の人がこの世に他にいるなんて! 探すのはものすごく大変だったに違いありません!
もちろん、フィッティングモデルたちは、カニエがキムのためにデザインした「Yeezy」の服を身につけるだけでなく、キムが所持するすべてのものを、将来のスタイリングのために試着するそう。
「あるとき、私のクローゼットにあるすべての夫のオフィスに送ったわ。私はスゴくナーバスになっていたから、フルタイムのセキュリティがいたんだけど、それはすべてをフィットモデルが身につけて、写真に撮ってスタイリングするためだったわ」と語ったキム。
以来、キムがコーディネイトを決めるプロセスはとてもシンプルだそうで、「スタイリストたちが私のすべての服を使ってスタイリングして、写真を撮って、私に送ってくれる。そのなかから気に入ったのを試着して、似合うかどうかを確認する。彼らが私の人生をすごく簡単にしれくれてる。映画『クルーレス』の現代版ね」と説明しています。
映画『クルーレス』の、主人公のシェールが朝起きて、その日のコーディネイトをPCに決めてもらうシーンは驚きつつも笑った人が多かったと思いますが、その現代版を実行している人がいたとは!
最近おしゃれになり、さらに『People』のベストドレッサーのひとりにも選ばれるようになったキムがですが、その秘密はキムのセンスがよくなったわけではなくて、カニエとスタイリストさんたちの尽力だったようです。