破局からまる2年を目前にして、再び動きはじめたハリウッド大物カップルの離婚バトル。これまでの流れをおさらいしておきましょう。
おしどりカップル時代
2003年に映画『Mr.&Mrs.スミス』の撮影中に出会ったアンジーとブラピ。当時、ブラピはジェニファー・アニストンと結婚していたけれど、2005年1月に破局を発表し10月に離婚しました。その後、ふたりの間には2006年にシャイロちゃん、2008年に双子のノックス君とヴィヴィアンちゃんが誕生して、ふたりは事実婚の子ども6人の大家族に! 2013年にはアンジーが予防的乳腺切除手術を受けたことを『New York Times』への寄稿記事で公表し、そのなかでアンジーは、ブラッドのサポートに感謝。翌年8月にふたりは子供たちが見守るなかフランスで結婚式を挙げました。
突然の離婚申請
2016年9月にアンジーが和解しがたい不和を理由に離婚を申請。さらに子供たちの単独親権を求めました。その直後、離婚申請は、直前にプライベート機のなかでブラッドとマドックス君が口論となり、ブラッドがマドックス君に暴力を振るったのがきっかけという情報が浮上。FBIが捜査に乗り出すも、11月に虐待の疑いはないと発表され、ブラピの児童虐待疑惑はクリアに。
離婚手続きが非公開に
2017年1月、ふたりはプライベートの裁判官を起用することで離婚手続きの詳細を非公開にすることに同意したと発表。破局後、アンジーは子供たちと借家住まいをしていたけれど、2017年6月にロス・フェリスに豪邸を購入してお引っ越し。秋にブラッドは、離婚騒動勃発以来はじめて、カウンセラー立ち会いのもと子供たちと面会しており、離婚バトルも非公開のまま決着するかと思われたところ……。
アンジーに親権剥奪のピンチ
離婚申請以来、子供たちは物理的親権を保有しているアンジーが一緒に住んで、養育していたけれど、2018年6月にLA郡上級裁判所が、「子供たちと父親の関係を築かせないのは子供たちにとって有害」とし、この夏、ブラッドが子供たちと面会スケジュールを決定。さらに子供たちの携帯電話番号をブラッドに教えて、いつでも連絡できるようにすること、アンジーがメッセージや通話を勝手に見たり聞いたりするのは禁止に。もしアンジーが子供たちと父親との接触を妨げるようなことがあれば、親権がブラッド側に移る可能性もありうる事態に。
アンジーが先制攻撃
そして今月7日、アンジーの弁護士が「ブラッドが破局以来、十分な養育費を払っていない」として、裁判所にアンジーのものとなるべきお金の支払いを命じるよう求めて提訴。
ブラッドが反撃
それに対し、ブラッドの弁護士は8日、ブラッドは130万ドル以上をアンジーと6人の子供たちのために支払っており、加えて今の家の購入のために800万ドルを融資したと主張。前の週に行われた審理でアンジー側の弁護士は養育費について何も触れていなかったと主張し、今回のアンジーの提訴は「メディアを操作しようとするものであることはバレバレ」だと断じました。
アンジーも反論
一方、アンジーの弁護士は声明を発表。「昨日のアンジーの提訴は法的にも適切で事実としても正確です。今日、ブラッド側によって提訴されたことは、真実をうやむやにし、彼が子供たちをサポートする法的義務を完全に満たしていない事実から目をそらすための見え透いた試みです。2016年9月の出来事の後、アンジーは子供たちと家族で暮らしていた家を出る必要がありました。ブラッドがその家をキープすることを選んだからです。ブラッドはアンジーと子供たちの新しい家の支払いの援助をするよう頼まれましたが、代わりに彼はアンジーにお金を貸し、支払計画における利子をアンジーに請求しています。アンジェリーナはもちろんローンを遵守します。しかしながら、ローンは養育費ではありません。それをそのように言うことは紛らわしく不正確です」「アンジェリーナはブラッドに子供たちの費用の50%の支払いを求めています。彼は払っていません。アンジェリーナは過去2年間、彼のサポートなしでその大部分を背負ってきました。カリフォルニアでは養育費はオプションではありません。一般的に、裕福な父親は要請や裁判所命令なしで自主的にそれらの費用を支払っています。私たちはこの問題がこれ以上の遅れや格好つけなしに解決されることを望みます」。
親権バトルから養育費バトルへと発展したアンジーとブラピの離婚騒動。次はどうなるか? まったく予想がつきません!