1980年、世界中が注目するなか、エレガントなプリンスとワイルドな野生児の対極的な2人がウィンブルドン決勝戦でぶつかり合った究極の名勝負の映画化『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』の予告編と新場面写真が解禁されました。
予告編は1980年、5連覇という前人未到の記録に挑む美しき天才“氷の男”ビヨン・ボルグが、記者の「5連覇への意気込みは?」の質問に「特に何も」と表情一つ変えず返事をする一方、試合中に審判に暴言を吐き、激昂するマッケンローのシーンから始まります。
「勝つためにすべてを掛けてきた」とボルグが話すシーンでは、少年時代のボルグが、懸命にテニスの練習をする様子が映し出されていますが、これを演じているのは、なんと実際のボルグ本人の息子のレオ・ボルグ。
そして、「あいつはほかの選手とは違う」とボルグについて話すのはコーチのレナート。生死をかけてテニスに打ち込んできたボルグの才能を見出してきたこの人物を、スウェーデンの名優、ステラン・スカルスガルドが演じ、脇を固めています。
その後、マッケンローが「クールなボルグみたいに、あんな選手になりたかった」と長年憧れの存在だったと吐露するシーンに続き、「文句があるなら出ていけ」と婚約者のマリアナ(ツヴァ・ノヴォトニー)に言い放つボルグの姿も。
対峙する正反対の二人が感じた重圧、苦悩、激情、恐怖、混乱。知られざるふたりの物語の先に感動のドラマが待っています。
少年時代から精神と肉体を極限にまで鍛えてきた驚愕の道のりと、頂点に立つ者と追いかける者の孤独と葛藤、そして臨場感が炸裂するカメラワークで魅せる試合シーンは圧巻です!
『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
8月31日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか全国順次公開
配給:ギャガ
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