12日、トム・クルーズ主演の大人気シリーズ『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のワールドプレミアがパリで開催されました。
背景がエッフェル塔という超インスタ映えする場所から、ファンに手を振る監督とキャストたち。今作では、パリでも撮影が行われ、トムがバイクで爆走するシーンを撮影する様子もパパラッチされています。
『Hollywood Reporter』によると、クリストファー・マッカリー監督とトムは、2015年11月に起きたパリでのテロの後、パリで撮影することを決めたのだとか。それ以前は、他の場所も考えていたという監督は「トムに、“パリで撮影したい。そこに行って、僕が知っているパリを見せたいんだ”と言ったんだ」と、その時を振り返り、「初期のミーティングではスタジオの重役たちは心配した。すると、トムが“それこそが我々がそこに行く理由だ。世界に安全だと見せるんだ”と言った」と、パリでの撮影に込めた思いを明かしました。
そんなトムはこの作品でアクションシーンを撮影中に、負傷するというアクシデントに見舞われてしまいました。でもだからといって、自らアクションを演じるのをやめるという考えはないそう! 「90歳になってもスタントをやっているだろうね。車椅子になってもやってると思うよ」と語り、「時速120㎞でオペラ通りを走ったんだ。楽しかったね」と語ったそう。
さらに、『Independente』によると、トムはプレミアで英テレビ番組『Access』のインタビューに答え、先日、イタリタ・サルディニア島でバイク運転中に交通事故に遭い病院に運ばれたジョージ・クルーニーにもお見舞いのメッセージをおくったそう。
「気をつけて、気をつけてくれよ!」 「彼はバイクの運転が上手いから、無事であることを祈ってる。ジョージ、ここに来るまで事故のことは知らなかったけど、よくなることを祈ってるよ」。
しかし、ジョージの事故を聞いてバイクの運転を考え直したことがあるかと聞かれると「ないよ。まったくない。バイクが僕からリタイアすることはあっても僕からリタイアすることはない」とまだまだ乗る決意を表明しています。