実父がやらせ写真騒動を起こしたうえ、心臓手術のためロイヤルウエディングを欠席することを発表したメーガン・マークル。実は友人でもあるテニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズも結婚式を父親にドタキャンされていたことがわかりました。
昨年11月17日に、アメリカ最大級のソーシャルニュースサイトの共同創立者アレクシス・オハニアンと結婚式を挙げたテニス界の元女王セリーナ。ニューオーリンズで行われた結婚式には、ビヨンセ、ケリー・ローランド、キム・カーダシアンら豪華ゲストに加えて、姉ヴィーナス、セレナの母に抱っこされた生後2カ月の娘オリンピアちゃんらが出席。ところが父リチャードさんは式の1時間前に欠席を伝えてきたのだそう。
『People』によると、その時の状況をセレナ自身がHBOのドキュメンタリー『Being Serena(原題)』の第3話で語ったとのこと。
「彼はニューオーリンズにいたし、スーツもあった。本当に喜んでることもわかってた。でも彼は“セレナ、怒らせたくないが、おまえをエスコートすることはできない。私は自分らしくいれない。ナーバスになりすぎているんだ”というメールを送ってきたの」。
1時間前にドタキャンなんて、多くの花嫁は動揺してしまうのではないでしょうか。しかし、さすが百戦錬磨のテニス女王だけに、セリーナは100%の理解を示したそう。「ダディ。大丈夫よ。結婚式に来たくなくても大丈夫。私は動揺しないし、ダディにも動揺して欲しくない」と返信したのだとか。
なぜならセリーナは父親が居心地悪く感じる理由を理解できたからだそう。実は、2016年7月にセリーナはウィンブルドン女子シングルスで優勝していますが、その直前に父リチャードさんは脳卒中で倒れたことが伝えられています。
そのため「彼がここ数年、苦しんでいることをわかっていたから。健康面ではよくなっているけど、彼はまだ自分らしいと思えていない。完璧だと思えないの。もし彼が大勢の人の前に出たくないなら、私は完全に理解するわ」と説明したそう。
結果、セリーナは大勢のゲストが拍手するなか単身、笑顔で祭壇に向かって歩き、夫アレクシスも賞賛の表情。
#beingserena @hbo Wednesday nights 10pm pic.twitter.com/mz8KnVf5Fi
— Serena Williams (@serenawilliams) 2018年5月15日
昨日、父親は出席しない旨を公式発表したメーガン。友人セリーナの結婚式には出席しなかったようですが、このあたりの事情は聞いていたのかもしれません。
A statement from Ms. Meghan Markle: pic.twitter.com/TjBNarmuBU
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 2018年5月17日
「どうか、ハリーと私が、土曜日に私たちのスペシャルな日をみなさんとシェアすることをどんなに楽しみにしているかわかってください」と書いているメーガン。父親の騒動、欠席から立ち直り、ロイヤルウエディングに集中しているよう。その背景に、セレナの結婚式があったのかもしれませんね。