ハリー王子とメーガン・マークルのロイヤルウエディングを19日に控えて、パパラッチと組んで“やらせ写真”を撮らせたことが発覚し、ロイヤルウエディングへの出席をとりやめたメーガン父親トーマス・マークルさん。前代未聞の暴走ぶりをみせたトーマスさんですが、どういう人物なのか気になります。
『Daily Mail』によると、トーマスさんがパパラッチに撮らせた写真とは、
●インターネットカフェでメーガンとハリー王子のニュース記事を見ているところ
●結婚式に着ていくスーツの採寸しているところ(パパラッチが撮影場所に考えていたレンタルスーツ…が休みだったので、パーティーグッズ店で撮影)
●スタバでイギリスの観光名所を紹介する本を眺めているところ
●ウエディングに備えてワークアウトしているところ
という、けっこうベタなシチュエーションだったそう。
ところが、防犯カメラの映像にトーマスさんとパパラッチが連れ立ってインターネットカフェに来て、パパラッチが場所を選び、カフェの中から撮影しているところがおさめられていたことからやらせが発覚してしまいました。
これまで、あまり表に出てこなかったのに、急になぜ? 予想以上にキャラが立っていたトーマスさんは現在、73歳。『Town&Country』によると、メーガンの母ドリア・ラグランドさんと1970年代後半に出会い、結婚。結婚後、ロサンゼルスに移り、1981年8月4日にメーガンが誕生しています。
トーマスさんの職業はテレビの撮影ディレクター。夫妻はメーガンが6歳の時に離婚し、離婚後、メーガンは母親と暮らしましたが、メーガンは演技に興味を持ったきっかけは子供の頃、父親と一緒に撮影現場で過ごしたことだったと2013年に『Esquire』で語っています。そんなトーマスさんは、2011年にライティングディレクションにおいてデイタイム・エミー賞でアウトスタンディング・アチーブメント賞を受賞しているのです。
そんなショービズ界出身のトーマスさん、一体なぜ? トーマスさんは14日、『TMZ』にメーガンや英王室を傷つけるつもりはなく、お金のためでもなかったと語っています。しかし、『Daily Mail』によると、メーガンが9歳の時、宝くじで75万ドルをゲットするも、引退後の2016年に自己破産しており、現在は生活費が安くすむメキシコ在住とのこと。
トーマスさんには前妻との間に2人の子供、サマンサとトーマス・ジュニアさんがいます。メーガンにとっては異母姉にあたるサマンサさんは、メーガンより17歳年上で、しばしばメーガンについて(悪く)語っていることで知られる存在。そして今回の騒動についても、「責任は自分にある。自分が彼にポジティブな写真を撮られるようにすすめた。お金のためではない。父がお金を受け取ったかどうかはわからないが、受け取ったとしても少額」と語り、英王室のためによかれと思ってやったと主張しています。
マークル家のお騒がせといえば、これまでは異母姉サマンサさんばかりが担っていましたが、ロイヤルウエディング直前にこんなネタを投入してくるとは! キャラ揃いのマークル家、ロイヤルウエディングが終わっても目を離せません!