馬術選手である娘ジェニファーさんのために、ビル・ゲイツ夫妻がNY州ウェストチェスター・カウンティに馬の牧場を購入したそう。
『Archtectual Digest』によると、ゲイツ夫妻は娘ジェニファーさんの卒業祝いとして、124エーカー(約15万坪)の牧場を約1600万ドルで購入したのだとか。
というのも、ジェニファーさんはトップクラスの馬術選手であるため。
今年、名門大学スタンフォード大学を卒業したジェニファーさんは、その後、ニューヨークに引っ越し、ニューヨーク大学で研究を続けると言われています。ウェストチェスターはマンハッタンから35マイル(約56Km)の場所にあり、東京からだとだいたい大磯あたりになるよう。研究と馬術を両立させるためにちょうどよいロケーションといえそうです。
この牧場の前のオーナーは元レーシング・ドライバーで不動産デベロッパーでもあるダンカン・デイトン。彼の曾祖父はディスカウントスーパー「ターゲット」を運営するターゲット・コーポレーションの母体となる会社の創立者だそう。どうやらこの牧場は大金持ちを魅了する不動産といえそうです。しかし、『Page Six』は気になる情報を伝えています。
それはこの高額物件の周囲はコヨーテが多いということ。近所の住民は「毎晩、コヨーテの吠え声が聞こえます。私たちはコヨーテが嫌いです。彼らは小さな犬や猫を食べるんです」と語ったそう。しかも、先日、近所の公園で5歳の女の子が狂犬病を持つコヨーテに噛まれたとのこと。しかしながら、コヨーテたちはNY州政府環境保全局の許可なしに駆除できないそうで、許可を得るためにはコヨーテが公共福祉、安全を脅かしているという証明が必要なのだそう。
ジェニファーさんはおそらく牧場で馬を飼う予定だと思われますが、コヨーテ対策は大丈夫でしょうか?