11日、スティーブン・スピルバーグ監督が贈るエンターテイメント大作『レディ・プレイヤー1』のIMAX3D完成披露イベントが行われ、芸能界一のスピルバーグ通として知られる坂上忍さんとメインキャストのひとりダイトウ・トシロウ役で出演している森崎ウィンさんが登壇しました。

スピルバーグ監督について語る森崎ウィンさん。
『レディ・プレイヤー 1』は、今から27年後、誰でもなりたいものになれる夢のVRワールド「オアシス」が舞台です。ある天才創設者の遺言が発表され、「オアシス」に仕掛けられた3つの謎と56兆円という莫大な財産をめぐって全世界を巻き込む壮大な争奪戦がはじまります。
ダンスボーカルユニット・PrizmaXのメンバーとして活躍する森崎さんが演じるダイトウはパワフルな日本のサムライで剣の達人。彼は禅を修行する若者トシロウのアバターです。この役を森崎さんはオーディションで勝ち取りました。
「1次オーディションは2015年。こちらで撮ったビデオを送ったんです。その時はなんの情報もなく、作品名や監督名もわからない。そうしたら、2次オーディションでLAに呼ばれたんです。場所は小さいミーティングルームで、行ったらスピルバーグ監督がいて、「ハーイ・ウィン」って言ってくれて。とても気さくなんです」とオーディションを振り返った森崎さん。

スピルバーグ監督作はすべて見ているという坂上忍さんと森崎さん。
オーディションでは、3〜4行のせりふのあるシーンを演じ、スピルバーグ監督自身がカメラで撮影。日本語で演じてみて、という注文もついたのだとか。「そのなかに日本語だと意味が通じないせりふがあって。でもどうせ日本語わからないだろうと思って、直訳の日本語を言いました」と、キュートな外見からは想像ができない図太さを披露。これには坂上さんも「腹黒さがあっていいですねぇ」と感心していました。
そんな森崎さんから見たスピルバーグ監督とは、「偉大な方。神様みたいな存在ですが、同じ目線に降りてきてくれる。“気軽に話せる神様”って感じですね」と、独特な表現でスピルバーグ監督を賛美。
撮影は、毎日ハグからスタートしたそうで、「監督のハグは気持ちいい」と語り、会場に詰めかけたファンも笑わせていました。
森崎さん演じるダイトウは三船敏郎さんがモデルだそう。スピルバーグ監督からは「マフニみたいにやってくれと言われて、誰かと思って聞いたら、ミフネさんでした」と、爆笑トークを繰り広げた森崎さん。バラエティー番組でも大活躍できるのでは? と言われると、坂上さんが「ダメ。彼にはハリウッドで活躍してもらわないと!」と、ハリウッド進出に期待を寄せていました。
『レディ・プレイヤー1』
4月20日(金)全国ロードショー 3D/2D/IMAX3DR/4D
配給:ワーナー・ブラザース映画
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