19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナムをヒュー・ジャックマンが演じている『グレイテスト・ショーマン』の特別映像が到着。
妻・チャリティへの一途な愛を糧に夢を追いかけたバーナムは、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られています。
「特権階級の世界で暮らしていたチャリティが、多くを持っていないバーナムと一緒にいたいと思ったのは、彼がお金では買えないもの、つまり“想像力”を持っていたから。チャリティがバーナムの目で世界を観るとそこは魔法にかかった場所になる」とグレイシー監督が語るように、到着した映像でも子供たちに想像力で魔法にかけているバーナムの想像力にチャリティが惚れこんだと分析しています。ヒューもまた「一番気に入っているのは、危険を冒しても自分の夢を追いかけ、想像力を発揮すれば、人は素晴らしいことを達成できるという考えだ」と成功の鍵はバーナムの想像力にあることを明かしています。
内助の功でバーナムの成功を支えたチャリティだけでなく、到着した映像にはバーナムを取り巻もう一人の女性、世界的なスーパースターのジェニー・リンドの姿も映し出されています。離れ業的なソプラノでヨーロッパでは人気を博したもののアメリカでは無名だった彼女は、バーナムのプロモーションにより、レディ・ガガに匹敵するほどの有名人に。リンドが圧巻の歌声で魅了する楽曲“Never Enough”は、バーナムに対する“誘惑的な思い”を込めて熱唱する曲で、この曲を聞けばリンドのバーナムへの気持ちを容易に想像できます。そんな曲に乗って描かれる映像では、チャリティが、バーナムと暮らす家を出て行くシーンや、バーナムの型破りなショーに反対する根強い反対派の抗議など単なるサクセスストーリーではない物語の深さが垣間見えます。
また、バーナムだけでなく、ザック・エフロン演じるバーナムの若き相棒フィリップとゼンデイヤ演じるバーナム一座のスター・アンとの恋愛にも触れられており、バームの物語だけでなく様々な恋愛にも期待が高まります。
『グレイテスト・ショーマン』
2月16日(金)全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation